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  • 2013.10.10 Thursday
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かるた

昨日Twitterで遊んでいた人狼TLPT名言かるた。

思いつかなくても無理やりねじ込んで
一応50音作ってみました。

ラ行とかなんの苦行かと。

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【あ】 あたしニーンゲン!(踊り娘・ドリス)
【い】 今から私いいこと言うわ。(修道女・エスター)
【う】 馬になりたい人は手を上げて!(馬術部・拝原ももえ)
【え】 エヴァ・・・どこにいるの?(吸血鬼・ユーリ)
【お】 おれがこの村を守る!(農夫・ノーマン)

【か】 科学は万能だ!(科学部・窓倉史也)
【き】 君が人狼だ。(団長・ダンカン)
【く】 クソヤローだな!(新撰組・沖田総司)
【け】 賢者というのは僕の先祖だ。(賢者・コーダ)
【こ】 この村最高の頭脳を持つ、医師マドックだ!(医師・マドック)

【さ】 さあ、始めましょう・・・戦いを!(神父・クリス)
【し】 人狼・ザ・ライブプレイングシアター!(全員)
【す】 相撲で人間だと証明します!(新撰組・島田魁)
【せ】 整理して考えてみましょう!(未亡人・キャシー)
【そ】 そうさムーンライト♪ムーンライト♪(Dream with come ture)

【た】 大人気のデュークベア♡(大工・デューク)
【ち】 ちょーヤベーじゃん!(帝人絵里香&鳥栖未来)
【つ】 つい優勝しちゃいました。(空手部・半司久乃)
【て】 てめえは面倒くせえなあ。(新撰組・土方歳三)
【と】 共に、地球へ!(船務長・ノア)

【な】 なるほどー!(手品師・パトリック)
【に】 二夜トーーン!!(新撰組・永倉新八)
【ぬ】 盗んだのはあなたね!(髪結い・バーバラ)
【ね】 ネイサンは僕のニイサンです。(自由人・メイソン)
【の】 能力?男色家です。(新撰組・武田観柳斎)

【は】 話は一切聞いてねえ。目を見りゃわかる(新撰組・斎藤一)
【ひ】 ひとつ、いいですかぁー?(孤児・ステファン)
【ふ】 ふむふむ・・・(村の子供・ナナ)
【へ】 平和のー?平助ー!(新撰組・藤堂平助)
【ほ】 僕はアーティスティックな人間さ。(芸術家・カート)

【ま】 マドックのバカヤロー!(神父・クリス)
【み】 見せ掛けのー?筋肉ー!(新撰組・原田左之助)
【む】 村のホットなニュース!(局長・サミー)
【め】 眼鏡の人・・・好きなんですけどね。(配達人・ハイラム)
【も】 もー!切腹ヤなんすよー!!(新撰組・山崎烝)

【や】 山南さん信じてここまで来たんだもん!(新撰組・永倉新八)
【ゆ】 勇者たちよ、私の声を聞いてください。(女神・ナナ)
【よ】 予言者出しましょう!(剣豪・ムサシ)

【ら】 ランスッスじゃなくてランスっす!(騎士・ランス)
【り】 リンリンリボンによると人狼はー(留学生・リン)
【る】 ルール知ってるよってひとー!(天使・リュカ)
【れ】 霊媒師頑張ろうと思ったら!いかれたから!(新撰組・山南敬介)
【ろ】 60年前人狼と戦った医師マドックの孫だよ。よろしくね。(医師・マドック三世)

【わ】 ・・・私は狂人かもしれませんよ?(自由人・メイソン)

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一周年の間には、もっといいセリフ山ほど出たと思うんですけど
ぜんぜん思い出せず。

こっそりとSS

 想像で綴る、人狼TLPT #07 11ステージ後半。

誰もが心を打たれ泣かされたと感想を書いていた新撰組回です。
ギャグなし。100%シリアス。こんなの初めて。
観にいった親友に一部セリフとか投票順を聞きました。


すっっっっごい観たかったーーー


さすがに結構人狼TLPTのキャラクター好き勝手にいじってきた私でもですね、この回ばかりは観てもいないのにこんなの書いちゃだめだろうとも思います。宝石商サファイヤさんの言葉を借りればイミテーションですらない。本の帯だけ見て読書感想文書くようなもので。

けどやっぱり一度は文章にまとめてみたかった。
何度考えても彼らの輝きを汚してる気がするから結局後で消すかもしれないけど。



この時の展開には様々な意見があるようです。


特に、最終日の選択。
人狼をわかっていながら処刑しなかった(とエンディングで語った)ことについて、賛否両論たくさん見かけました。

けれど私はそれもまた「人狼TLPT」だと思います。


人狼が本当に現れたらどうなるか。

いくらエンディングで「俺には人狼がわかっていた」と言ったからといって100%ではないはず。
より生きていて欲しいと思う人を生かすための投票をする。
そのために自分の命を懸ける。

それはとても人間らしい・・・というか、
新撰組隊士らしい生き様だと思います。

いや知らんけど新撰組とか。一緒に遊んだこととかないし。


舞台の上に、人狼ゲームをやる役者ではなく、苦悩しながら人狼と戦う人間が見えたなら、それは「人狼TLPT」だと思うのです。



私だってね、人狼が出たーうわーどーしよー皆死んでいくーって事態に巻き込まれて、最終的にAさんかBさんどっちか人狼ですよってなって、どう考えても明らかにAさんが怪しい!って状況だとしても、Aさんが親で、Bさんが他人だったら、Aさんには投票できないと思いますよ。人間ってそういうものよ。やっかいな心ってものがあって、時々理屈に合わないことするのが人間なのよ。(by 源静香)



というわけで、やっぱり観たかったってばー!!!


遺される思い

 






人狼TLPT、サイドストーリーの想像が捗ります。


相変わらずまだ一度も公演そのものは見に行けていないんですけども。
昨日の公演では、かつて狂人としてその身を落とした生徒会長段間英介と、その彼を愛し(?)もう一度やり直そうと手を差し伸べた応援団の伊佐見靖久が、ともに人狼となって再登場したと聞きました。


――人狼になった。

その事実は、取りも直さずこの2人の死を示しています。


彼らに何か取り返しのつかない心境の変化があったのか、もしくは新たに登場した狂人キースによる通り魔的な事故だったのかわかりませんが、結末としては切ないものでした。

同じく段間君の更生を願っていた彼らも辛い思いをしたのではないでしょうか。


 ・
 ・


帝人「・・・・お聞きになりましたか、窓倉さん」
窓倉「・・・・ああ」
帝人「なぜ、こんな事になってしまったのでしょう」
窓倉「・・・さあな」
帝人「わたくしは・・・段間さんなら・・・戻ってこられると思いました。自分の罪を忘れず、その重みに耐えながら、一歩ずつでも進んで行ける人だと・・・ですのに・・・」
窓倉「あいつの罪はそんな生易しいものではない」
帝人「確かに一人で背負いきれるものではありません。でも伊佐見さんがいましたわ!わたくし達だって・・・!窓倉さん、わたくし達は・・・彼らの支えにはなれなかったのでしょうか」
窓倉「・・・・・・・・」
帝人「黙って2人きりで死を選んでしまうほど・・・何もできなかったなんて」
窓倉「・・・・・・・・」
帝人「帝人財閥の跡取りともあろうわたくしが、人ひとり救えないなんて滑稽です・・・情けなくて笑うしかありませんわ!」

窓倉「・・・今日はよく喋るな」
帝人「これでも落ち込んでいますのよ。愚痴くらい言わせてください。それに窓倉さん、貴方だって言いたいことは山ほどあるのではありませんか?」
窓倉「・・・私に?」
帝人「近頃の段間さんは貴方に随分心を砕いていたように見えました。それなのに置いていかれてしまったのですよ?・・・文句のひとつも・・・」
窓倉「・・・やめろ、帝人」
帝人「・・・どうしてですの?」
窓倉「ここで何を言おうがもうあいつらには届かない。無駄なことはしない主義だ」
帝人「・・・・・・・・・・」
窓倉「それからお前、帝人の跡取りだの置いていかれただの、そんな事が悲しいわけじゃないだろう」
帝人「!」
窓倉「泣きたければ泣け。だが妙に飾り立てる必要などない。まして私の前ではな。・・・お前が悲しいと思うことは何だ」

帝人「・・・生きていて、欲しかったですわ」
窓倉「・・・ああ、私も同じだ」

帝人「まったく・・・相変わらず厳しい方ですのね」
窓倉「これでも慰めたつもりだが」
帝人「泣いてる女を叱り飛ばす事がですか?良く言いますわ。・・・そういう時は黙って胸をお貸しくだされば良いのです」
窓倉「私の胸を?お前が?・・・雪が降るな」
帝人「そうですよ。この帝人絵里香に胸を貸す栄誉など一生に一度あるか無いか。この機会を与えて下さった偶然に、心から感謝するべきですわ」
窓倉「・・・お前、どうして素直に頼めないんだ」
帝人「それと・・・ぐすっ・・・覗き込むのは禁止です。・・・このような顔を・・・誰にも・・・見られたくありませんもの」


 ・
 ・


こんな感じでね。
何もかもがオレンジ色に染まる夕暮れ時にね。
七城学園校舎の屋上あたりで。

さすがの絵里香様もこういう時はわんわん泣いていいと思います。
窓倉もきっと泣き止むまで黙って傍にいてあげるんだと思います。
頭撫でたら怒りそうだから肩あたりに軽く手を添えて。




学園編のキャラクター、好きだなーー・・・・・


人狼TLPT一周年公演・決戦前エピソード妄想

人狼TLPT一周年公演まで、あと数日ー!


そんな中、キャストの皆さんも稽古に明け暮れている様子が連日Twitterで流れてきます。今回は芝居部分にかなりテコ入れされてる事が伺える内容で楽しみ。最近薄桜鬼にハマったおかげで新撰組隊士たちがまた見られるのも嬉しい。

そんな中、村の幼女ナナちゃんが、何かが起こりつつある村の状況を呟いていましたので、それに合わせて軽くSSを作ってみました。
もちろんこちらは非公式なのでただの妄想ですが。



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第一弾.ステファンとマドック 編
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ステファン「トリック、オア、トリート!!


とある小さな村の診療所。
医師マドックは、飛び込んできた珍客をうんざりと見やる。

マドック「・・・・・・・・・・・・帰れ
ステファン「ちょっとマドック!来たばかりでそれは無いだろ?
マドック「私の台詞だ。うちは基本的に外科か内科なのでな、そのようなスイカの面を被って風呂敷を纏った変態を真人間に戻す医療技術など金輪際持ち合わせておらん!他をあたれ!」
ステファン「別に患者じゃないったら!言ってるじゃん、トリック、オア、トリート!!」
マドック「・・・今日の日付を言ってみろ」
ステファン「9月26日!
マドック「そうだな。で、貴様がいま行おうとしている行事の一般的な開催期間は?」
ステファン「10月末、かな?
マドック「ああその通りだ。わかっているようで何よりだ。というわけで帰れ
ステファン「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ!」
マドック「待たん!!私は忙しいのだ!!」
ステファン「ちょっとだけ!ちょっとだけでいいから!!」


スイカを被った長身の男に縋りつかれ、マドックはふと怪訝な表情になった。

マドック「・・・なにやら必死だな、どうかしたのか?」

幾分柔らかく聞いてやると、ステファンは黙ってスイカの面を外した。
マドックは視線で促して彼を長いすに座らせる。

ステファン「・・・ナナがさ、元気ないんだ」
マドック「・・・・・・例の件か」
ステファン「・・・たぶん。村長が死んだ事、うすうす気づいてるんだと思う」
マドック「お前たち教会の連中は、村長と親しかったからな」
ステファン「俺だって、まだ信じられねえよ!・・・つい先週、皆で月見だとか言って一緒に団子食べたばっかりだってのに・・・!」
マドック「・・・落ち着け、ステファン」

ステファンは沈痛な面持ちで俯いてしまった。

マドック「・・・で?お前がそのヘンテコな仮装で道化になって、ナナを元気づけようと?」
ステファン「ヘンテコって言うなよ。傑作だろ?スイカのお化け」
マドック「・・・そもそもなぜスイカなんだ。ハロウィンといえばカボチャだろうが」
ステファン「俺もカボチャが欲しかったんだけど、ノーマンがカボチャは今の時期稼ぎ頭だからダメだって。で、代わりにくれたのがこれ」
マドック「そうか」
ステファン「綺麗に繰り抜くの苦労したんだぜ?ハイラムにも手伝ってもらってさ」
マドック「ほう、あいつがそんなに器用だとは知らなかった」
ステファン「器用っていうか・・・ハイラムは中身を食べる係だけどね」

そこで、ステファンは言葉を途切れさせた。

マドック「それで・・・ここに来た理由は、それだけではないのだろう」
ステファン「・・・・・わかる?」
マドック「当然だ。菓子をせびる事だけが目的なら診療所に来るわけはないからな」
ステファン「・・・そりゃそうか」

マドック「そしてお前が聞きたい事もうすうす解る。・・・だが、答えるわけにはいかない」
ステファン「な、なんでだよ・・・!マドック、頼むよ、教えてくれよ・・・村長は病死なんかじゃないんだろ!?・・・あの日、騎士団長が来てたよな。団長が自ら来るなんてとんでもない事じゃないのか?なあ、この村に、一体何が起きてるんだよ・・・!」
マドック「・・・子供が心配することではない
ステファン「・・・そっか・・・エスターと同じ事を言うんだな」
マドック「エスターは何と言っていた?」
ステファン「何も。エスターさ、あの日以来いつもめちゃくちゃ青い顔して・・・今にも倒れちまいそうなのに・・・何を聞いても、俺とナナには関係ないって一点張りで・・・俺は・・・」
マドック「・・・・・」
ステファン「何も教えてもらえないのは・・・俺とナナが孤児だからか?
マドック「・・・馬鹿げた事を言うな」
ステファン「でもそうなんだろ?この村の人間じゃないから・・・蚊帳の外なんだろ!?」
マドック「違う!先ほども言っただろう、子供の心配することではないと!!我々に任せておけばいい!!」
ステファン「だけど・・・!!」

思わず立ち上がったステファンを、マドックはしばらく思案顔で見つめた。
少し目を閉じ、座れ、と短く言う。

マドック「・・・なあ、ステファン」
ステファン「・・・なんだよ」
マドック「お前の言う通り、今この村に”ある問題”が起きている事は認めよう。そして私とクリスとエスターは、騎士団の助力を得て、どうにかその問題を解決しようと奔走している最中だ」
ステファン「・・・・」
マドック「人が死んでいるのだからな、不安になる気持ちもわかる。だが今は・・・今はまだ・・・何も聞かずにいてくれないか。お前たちがいつも通り過ごしている事が、何よりクリスの・・・そしてエスターの励みになる。私達は、そんな日常を守るためにこそ、力を尽くしている」
ステファン「・・・俺達には、何もするなってこと?
マドック「そうではない。例えば、お前とナナが揃って沈んだ顔をしているのならエスターはさぞ心を痛めているだろう。・・・細かい事情を知らなくても、彼女のために出来ることはあると思うが?」

そう言ってマドックは置いてあるスイカの面を指差した。
しばらくステファンは、マドックの顔とスイカの面を交互に眺めて・・・やがて軽いため息をついた。

ステファン「・・・・・・・わかったよ」
マドック「それでいい。・・・菓子だったな。いくつかその棚に入っているから持って行くがいい。デイジーが差し入れてくれたものだから味は良いだろう」
ステファン「ありがと」
マドック「だが、大人のきのこの山だけは持ち出し禁止だ。新製品でな、ようやく手に入れたところなのだから」
ステファン「・・・大人って一体・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・

ステファン「お邪魔しました・・・っと」
マドック「・・・待て。ひとつ聞いておきたい。・・・お前、行く当てはないのか?」
ステファン「は?お菓子も貰ったし、教会に帰るけど
マドック「いや・・・そうではなく、この村の外に、という意味だ」
ステファン「・・・どういうこと?」

いつも何かを告げるときには単刀直入であるはずのマドックが、珍しく言いよどんでいた。
切り出してしまってから、先を話すべきかどうか迷っているようだ。


マドック「もしもの話、だが」
ステファン「うん」
マドック「我々の力及ばず、この村が更に大きな問題を抱えたとしたら・・・村人の身にまで危険が及ぶ可能性もある。その時、村を出る者もいるだろう」
ステファン「・・・・・・・・」
マドック「私達はお前をよそ者などとは一切考えていないが・・・それでも、お前には・・・その、お前の本当の両親がこの世界のどこかにいるのだろう。それならば・・・」
ステファン「何言ってるんだよ、出てなんか行かないよ、俺は」

言葉を遮って呆れたように言い返す。
マドックは少し目を丸くした。

ステファン「本当のとこ皆がどう思ってるか知らないけどさ、俺は教会の皆を本当の家族だと思ってる。俺にとって故郷って言えるのはこの村だけだし・・・帰りたい場所なんて、ここ以外に無いよ」
マドック「・・・・・・・・そうか」

マドックはほんの少し笑ったようだった。
困ったような、嬉しいような、いろいろな感情が混ざった表情のまま。

マドック「・・・なら、何が何でもこの問題を解決しなければな」
ステファン「うん。でもあんまエスターに無理させないでね。・・・マドックも。やばくなったらちゃんと皆に相談してよ」
マドック「ふん。・・・まさかお前に心配される日が来るとは思わなかった」
ステファン「俺もいつまでも子供じゃないからね」
マドック「そうかもしれんな・・・ナナと、エスターと・・・クリスを頼む」


はあい、と気の抜けた返事をして、ステファンは奇妙な扮装をしながらもと来た道を帰っていく。
しばらく見送ってから、マドックはふと空を見た。


風が僅かに湿っている。

少し欠けた月が、夕焼けに紛れて、うっすらと輝き始めていた――



END


 ・
 ・

第一弾とかいいながらこれで終了する可能性も否定できないですが、また続報あれば書きたいなと。

人狼TLPT一周年公演の出演者情報ー!

人狼TLPT、一周年記念公演の出演者情報が発表されました。

立ち上げ当初から見ていた私としては、初期メンバーであるクリス神父の復活は凄く楽しみです。クリスとマドックのタッグ再びー!
他のメンバーも当時と比べればガッチリキャラが固まってきているので、パワーアップした舞台を見せてもらえそうでわくわくしています。

で、わくわくついでに、というか昼寝しまくって目がさえたので、まだ出演情報の出てないこの2人に見てもらいました。



▼騎士団の休憩室にて。

 ・
 ・

ランス「団長、何見てるっすか?」
ダンカン「東の村の名簿だ。更新されたと言うのでな」
ランス「ああ、あそこって今度から俺らの担当なんでしたっけ?なんか曰くつきの村っすよね」
ダンカン「数十年も前の話だが、たった数日で何人も亡くなる事件が起きた村だ」
ランス「人狼とかって化け物が出たんでしたっけ」
ダンカン「生き残った村人に伝わる話では、そのようだな」
ランス「その頃に俺がいたらなあ、この剣のサビにしてやったのに!」
ダンカン「とにかく、君も見ておきなさい」
ランス「ウィッス」

 ・
 ・

▼ランスの見ている資料(9/7時点)

 ・
 ・

ぺらり。

ランス「あ、知ってるっす!なんか医者の先生にこき使われてる人!」
ダンカン「ああ・・・あいつ、彼の事は珍しく気に入っていたようだからな」
ランス「気に入ってって、えらく虐げられてませんでたっけ?踏まれたりとか」
ダンカン「・・・マドックは感情表現が複雑だから」
ランス「団長、あの医者先生と仲良いんすか?」
ダンカン「たまに飲みに行く程度にはね。この彼は、前から村に出入りはしていたようだがな、2ヶ月前から正式に村民登録したようだ」
ランス「来たばっかりであの扱いっすか・・・俺、団長が上司で良かったっす」
ダンカン「・・・私もたまに君を踏みたくなるときがあるが
ランス「俺を気に入ってくれてるっすか?」
ダンカン「・・・前向きなところはな」
ランス「この写真、名前が出てませんね」
ダンカン「確か、ヨハンと名乗っていたな」


ランス「次は…あ、ジンジャーさんだ。この人なんでこんな田舎に住んでるんすかね」
ダンカン「こら、口を慎みなさい。彼女はここらではかなり有名な詩人だな」
ランス「アーティストってのは変わり者が多いっすからね」
ダンカン「彼女のような職の場合、静かな環境の方が創作活動が捗るという事もあるのだろう」


ランス「それと、あ、大工の棟梁じゃないすか」
ダンカン「最近この村に住み始める者が多いから家屋に家具にとてんてこ舞いらしい」
ランス「こう見えて繊細な家具作るんすよね。俺、猫足のバスタブ欲しいな」
ダンカン「今は忙しそうだから無理だろう、そういうわけで、通うのも面倒だからしばらく村民として滞在すると聞いている」
ランス「へえー、仕事熱心っすね」


ランス「うわ、なんか怖!この人は、確か・・・」
ダンカン「ああ、サミー氏だ。彼も数か月前から住んでいるな」
ランス「満面の笑顔が逆に怖いっす・・・背中に夜露死苦とか書いてありそう
ダンカン「確かに、こちらに来る前に何をしていたのかは明かさないが、実際に会うと気風のいい男だよ。君も気に入るだろう」
ランス「そうっすかね・・・海外に売り飛ばされたりしないっすかね・・・俺可愛いから
ダンカン「・・・次にいこう


ランス「あれ?この人新しい人ですよね、俺知らないっす」
ダンカン「顔を知らなくても、名前くらい聞いたことは無いか?ノア氏だ」
ランス「ノア?・・・え、ノアって、あの、宇宙船リュカオーン号に乗ってた!?
ダンカン「そうだ。つい先ごろ、無事に帰還なさったようだな」
ランス「すっげーー!そんな人がなんでこんなとこに!?」
ダンカン「理由はよくわからないが、長く宇宙におられたから、土や樹など、自然に触れたいのかもしれないな」


ランス「あ、ハイラムさん」
ダンカン「彼はもう今さら説明するまでもないな」
ランス「よくうちの騎士団にも来るっすからね、伝令のバイトで」
ダンカン「極秘任務の伝令をバイトに任せるのもどうかと思うが・・・まあ、彼に限っては信用できる男だからな」
ランス「そうっすか?この人もしょっちゅうあの医者先生に踏まれてますけど
ダンカン「そうなのか?・・・あいつ、何に目覚めたんだ;」


ランス「次の人は…なんか変わった装束ですね」
ダンカン「何でも、はるか遠くの国で治安を守る、シンセングミという部隊らしいな」
ランス「へえ、じゃあ俺達と同じっすね!強いのかな」
ダンカン「・・・かなりの手練れだろうな。おそらく無傷で勝つのは無理だ、私でも」
ランス「団長にそこまで言わせるっすか・・・手合せしてみたいな。で、この人どうして村に?」
ダンカン「・・・実は、私が連れてきた」
ランス「連れてきた?なんでまた?」
ダンカン「というか、不可抗力というか・・・少し前に遠征したとき、どこからともなくあらわれて、ずっとぴったり付いてきたのだ」
ランス「へ?なんで団長に?」
ダンカン「私も不気味だったのでな、問いただしたら、「俺は伊東先生しか見てないぞ」と言う」
ランス「イトウ?誰っすかそれ」
ダンカン「わからん。人違いだと言っても聞き入れないのでな、少し脅かそうと剣を抜こうとしたが、一瞬の気配を読まれて防がれた。只者ではない」
ランス「へえ・・・いるところにはいるもんすね・・・」
ダンカン「結局、説得に説得を重ねて人違いだという事はわかってくれたが、今度は帰り道がわからないと言う。仕方ないので住居を用意したのだ」
ランス「はあ・・・」


ランス「あ、バーバラさんとメリーちゃん。あの村、何気に美人多いっすよね」
ダンカン「女性の容姿について物を言うのは不躾だが、確かにそうだな」
ランス「俺、じつはこっそりバーバラさんの店で散髪してるっす」
ダンカン「わざわざ遠くまで行くのだな・・・どんなに頭髪を整えても兜の中だというのに」
ランス「あ〜もう、そんな事言ってっからモテないんすよ!」
ダンカン「・・・君はモテるのか?」
ランス「・・・モテないっす」
ダンカン「・・・この話はよそう


ランス「あ、またこの装束!この人もシンセングミっすね!」
ダンカン「いや、彼は・・・確か、ノア氏の宇宙船のクルーだったと思ったがな」
ランス「じゃあこの写真は?」
ダンカン「・・・観光地の記念撮影とかじゃないか?」
ランス「基地を観光客に開放してるっすか?その部隊」
ダンカン「さあ」


ランス「それと・・・あ、デイジーさんだ。俺ここのケーキ大好きっす!」
ダンカン「意外とこの村に通い詰めているのだな、君は」
ランス「そうでもないすよ?いつもはハイラムさん呼んで買ってきてもらってるっす」
ダンカン「騎士団の予算で勝手な事を・・・
ランス「ぎくっ、でっ、でも、本当に絶品なんですって!団長もいつもたけのこの里ばっかり食べてないで、いいお菓子食べましょうよ!」
ダンカン「たけのこの里を愚弄するな


ランス「あ、キャサリンさん・・・可哀想だったっすね」
ダンカン「そうだな・・・辛いだろうに、彼女は気丈に喪主を務めていた」
ランス「俺、最後の挨拶で泣いちゃいました。あんな人に思われて、旦那さんは幸せだったっすよね」
ダンカン「それは間違いないだろう、・・・だが、できればその幸せは・・・生きて、2人で噛みしめて欲しかったな」
ランス「そっすよね・・・団長も、俺より先に死なないでくださいね」
ダンカン「私は君の旦那ではない


ランス「あ、神父クリス!帰ってきたっすか!」
ダンカン「随分と村をあけていたが、健在だったようで何よりだ」
ランス「一部じゃ死んだなんて言われてたっすよ?あんなに留守にして、何をしてたんすかね?」
ダンカン「例の人狼の謎を追い求めるうち、流れ着いた港町で相談役をしていたりしたようだが・・・」
ランス「へえ、意外とオカルト好きなんすね」


ランス「うおう、マドックさん・・・」
ダンカン「ランス、上司の友人に対して、ずいぶんな顔だな」
ランス「俺この人苦手っすよ・・・怖いんすもん」
ダンカン「そうか?確かに無愛想なところもあるが、ああ見えて優しい男だぞ」
ランス「そんなことないっす!俺がこないだ検査入院したときだって、3DSは没収されるし、食事は点滴だし、患者服は貸してくれるけどパンツは自分で洗えとか、人使い荒いっす!!」
ダンカン「・・・人手不足で忙しいのだろう、診療所には彼しかいないから」
ランス「ウソっす!絶対暇だったっす!退院の時、返ってきた3DS見たら超進んだセーブデータあったっす!数日で抜かれたっす!」
ダンカン「・・・頭は良いからな、あいつ・・・」


ランス「あ、ドリスさんだ。可愛いっすよね!」
ダンカン「踊り子の娘さんだったかな」
ランス「そうっす!いっぺんステージを見てみたいんすよ!」
ダンカン「劇場に行けば良いだろう」
ランス「劇場のある町遠いんすもん・・・そうだ、年末の騎士団合同忘年会、余興でドリスさんに踊ってもらいましょうよ!」
ダンカン「・・・幹事に相談しなさい


ランス「で、ステファンと、エスターさん・・・教会の人たちっすね」
ダンカン「クリス神父が戻られたからな、彼らもようやく肩の荷が下りただろう」
ランス「教会をたった2人でって、今まで大変でしたよね」
ダンカン「そういえば、戻った神父が、小さな女の子を連れてきたという話だったな」
ランス「は?何すかそれ」
ダンカン「いや、マドックが言っていたんだが・・・神父の子供というわけでもないらしい」
ランス「・・・それ、誘拐じゃないんすか・・・?」


ランス「あれ、この人・・・」
ダンカン「ムサシ殿か。剣の達人だそうだな。一度、騎士団の人事部がスカウトに行ったらしいが、断られたようだ」
ランス「いやでも本当強いっすよこの人。野良犬剣術っていうか、カタにはまらない刀筋で全然読めないんすよ、あー、リベンジしてー!
ダンカン「リベンジ・・・?ランス、どういうことかな」
ランス「あっ、やばい」
ダンカン「・・・許可を取らない私闘は厳罰だぞ。この分は給与査定に反映させておく
ランス「だ、団長、嘘ですって!そうだ、肩こってないすか?俺叩きますね!」

 ・
 ・

ダンカン「今のところ、届いているのは以上だな」
ランス「まだ増えるんすか?」
ダンカン「裏表紙に続報乞うご期待!とあるのでな、そのうち続報が来るだろう」
ランス「・・・村民名簿なのに・・・?
ダンカン「うむ、ランス、もう少し強く頼む
ランス「ウィッス!・・・新しい人も増えたし、賑やかになりそうっすね」
ダンカン「そうだな、村が栄えていくのはいいことだ」
ランス「久しぶりに顔みたい連中もいるし、団長、俺達に出頭要請こないっすか?」
ダンカン「出頭ではなく出動だ。・・・騎士がうろつくような事態にならないのが、本来は一番なのだが」
ランス「そっすね・・・」
ダンカン「まあ、巡回の指令くらいはあるかもしれないな、さあ、今日の鍛錬に行こうか」
ランス「ウィッス!」



なんてね。

私としては、この2人が最近流行ってるので、彼らの参戦も期待したいところです。

鉄火のいろは(3)

ふじの絶望とかどうのって前に、私が絶望ですよ。

3万文字・・・・ジュゲム・・・!!

まあいいや、これでラスト記事です。 
続きを読む >>

鉄火のいろは(2)

3万文字かけるって書いてあったのに ジュゲムブログめ!

というわけで続きです。
続きを読む >>

鉄火のいろは(1)

 鉄火のいろは、観てきました。

別にレポじゃないです。日記です。
日記のくせにストーリー覚えてる範囲で追ってしまったせいで、くっそ長くなりました。
文字数・・・大丈夫・・・?

「火消しの話」という前情報しか持たずに突入したため、多分こう、火事が起こってプァーッとなってウォーッとなって女の子がキャー助けてーみたいになって俺に任せろィ!・・・とか安い想像をしていたところ、開幕ブザーの代わりに8bitのファミコンぽいBGMが流れたので、インベーダー来るー?来るー?とか言ってました。

客席がインベーダーで、
火消しがこっちに向けて水鉄砲撃つんじゃない?とか。
そういやハンカチ必須ってね、言われたっけね、みたいな。

まあ、そんなはずなかった。

フタを開けてみれば戊辰戦争。
というか上野戦争のお話でした。



たぶんこれ。たぶん。
劇中に彰義隊って出てきたし。
ツルっとした頭の軍人が彰義隊、彰義隊って言ってたもの。


長く続いた徳川幕府を打ち負かし、
新政府として世を治める「官軍(薩長軍)」。

その官軍に、敵わないながらも一矢報いて徳川家への忠義を貫こうとする「彰義隊」の男たち。

兵力の差は歴然。圧倒的不利。
このままでは鎮圧戦にすらなりません。

ならば少しでも兵をかき集めようと、
「彰義隊」の頭である富樫氏は、江戸のあらくれ、火消し衆に目をつけます。

この富樫氏がさっき言った、頭が更地だった方です。

もうね、ここだけ一足お先に焼け跡っていうか。
火消し、間に合わなかったねっていうか。


そんな話だと思います!たぶん!
そんな話に見えました!たぶん!
歴史の話は苦手なの!私の教科書、織田信長とか全然原型なかったし!
完全にサイヤ人になってたし!
横に「オラ信長」って書いてあったし!


では、続きを読む、からどうぞ。
もちろん壮大なネタバレです。私の記憶による勝手な補完とかあって、
ネタじゃないものまでばれてるかもしんない。

DVDとかお買いになられる方は注意。
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【人狼TLPTで】 OH! MY GIRL,OH MY GOD!



君はキレイだから
黙ってればなんも問題ない
だけど口を開きゃ
ちょっとばかりへこむ様なこと 増えてゆく

予言者は彼じゃない
脈をとってもウソは見抜けない

意味深に立ち上がり

「僕の能力は男色家だ」と 云わないで

闘争心 萎えちゃう日もあるけど
誰もが怪しむ 君を喰うにゃ惜しいよ

OH!A SCHOLAR
喋らないでおくれ 容姿麗しき君よ
僕が傍に居てあげる
ルールを共に見よう


そー云っても誰しも
何もかもを知ってる訳じゃない
やたら理屈こねて
知的武装に頼る毎日 疲れちゃう

パワープレイ 回避する自信はない
そーゆー僕より 君の方こそ純粋で

OH MY GOD!
日和らないでおくれ

僕に その薔薇はいらない

怒髪天突きそうな振る舞い
ゲンコツに”ハァーッ”で済まそう


時に呆れもするけど

やっぱりその態度 可愛い


「いつかわかる時が来る」

飽きない 君といよう





学者・リュー(と同村した人)の歌。

歌詞眺めてて、リューっぽいなーって。
変える必要ないとこばっかりだったし。

彼はもう、あのままでいて欲しい。
そのままのリューが愛らしい。


人狼でも人間でもなく、リューという第三勢力として、ふわふわそこに居て欲しいです。


驚きの白さ


観てない回のことばっかり掘り下げて、観た回について一切触れてないことに気がついたのでちょっと触れます。

別に考察でもなければレポでもなく、感想かって言うとそれも違うような、いわばただの日記ですのであしからず。

 

まず、オープニング。

アドリブに入る前の、人狼という存在が語られて誰それが殺されてキャーっとなって村長の家に急ぐあれ。
今回は演出が一新されていました。


袖には西洋風の墓石のオブジェ。
隣にパンツ一丁のオッサンを配置したらちょっとした魔界村って感じのお墓です。
舞台はライトで一面、青く染めあげられています。


そこへ、村人たちがゆっくりと歩いてきます。手には白布。
ライト効果か肌の色はなく、表情も乏しく。
まるで亡者のよう。


厳かな音楽とナレーションに乗せ、恐怖に怯える村人の周りを、白布を広げた亡者たちが布をひらめかせながら取り囲みます。
右に、左に、ばっさばっさ
ぐるぐる回りながら、ばっさばっさ
青一色の舞台で、すごいんです、布の躍動感が。


超回ってる。
超ハタめいてる。


なんていうのかな、98%の主婦が今までの洗剤より落ちると答えましたとかテロップが出てもいいくらい回ってる。布が。

いやもうほんとに、大変申し訳ないんですけど、いっぺんそう見えちゃうともうそれにしか見えないというか、だいぶ洗濯感がありました。

ザ・ランドリープレイングシアターってここのことかなって。


まあそういう感じで、あの白布が本来何を表してたのかわからないままオープニングは終わったわけですけども。
霊的な何かだったのかな、集団いったんもめんというか。



で、懐かしの村ですけども。


私は初めてこの舞台見たその日から医師マドックにぞっこんでして。
多分彼を演じる役者さんが本業演出家だったり、当時の他の役者さんと比べて明らかにキャリアが上だったりで、いろいろ別格だったせいもあるんだと思いますが、その結果すっかり虜になって今に至るんです。
もうマドックであれば何でもいける!みたいな気になってたんですけど。


で、この時は初めて見たマドック二世だったんですけども。


いつもよりきちんと髪の毛を整えて、メガネも縁の太いものを着用、白衣の下はスーツにネクタイ、性格は・・・なんだろな、丁寧で生真面目?若干控えめというかオドオドしてる感じ?



いやー・・・びっくりした。
もう、うちの部長そっくりなの。
見た目から挙動から。


あら、あそこにいるの部長じゃない?ってめっちゃ目を凝らした。
カマタさんって呼んだら振り向いたりしない?
ちょっと呼んでみよっか?
そんな感じ。


もうね、正直なんか議論とかあんまり頭に入ってこなくて。似すぎてて。


顔の座標とかは全然違うはずなんですよ。目鼻立ちとか。
まずうちの部長別に釣り目じゃないし、どんだけ若く見えようがなんだかんだで40代も後半戦。
スタイルだけは痩せ型で似てるけど身長も全然違う。


なので本当にびっくりしました。


人は挙動や言動、仕草だけでああも似るものなのかと。
あと髪型


役者の可能性の広がりを怒涛のごとく感じると同時に、めっちゃ職場感。
しかもちょうどその時うちの部長、年甲斐もなくスケボーだかなんだか子供に付き合って乗ったらひっくり返って長期休暇。
え、もしかして仕事休んでこれに出てた?って。


なんだか強く頭を打ったとのことです。
うちの組織内で5本の指に入るイケメンといわれてるらしい我が部長ですが、部下として働くにはちょっと頼りなさ過ぎるというか、やる事成す事おじいちゃんなのでだいぶヤキモキするタイプです。
ただでさえ危ういボケを放つ事が多いのに、そこにさらに頭打ったって・・・ちょっと・・・。



まあそんな感じでね。


頭打った甲斐あってか、この日のマドックはあんまり推理は切れず中盤で処刑。
夜に明かした正体は人狼でした。


部長がいなくなってからは集中して観られそうと思ったのもつかの間。
この日は新撰組から村への逆輸入組、学者のリューがいたわけですが。


このリューの役者さん、本当に綺麗な方でね。男性なんですが。

骨格とかからもう作画監督が違わない?ってくらいスタイルもよく目鼻立ちも整っていて。
どの角度から見ても絵になる感じで。


で、そのリューさんが、両の鼻にティッシュ詰めて鎮座していまして。



・・・・・・・。


狼アレルギーがどうのって設定だったんですが、そんな、もう、絵に描いたような美青年の鼻から何か出てるんです。なびいてるの。


またか、と。
また白くてなびく何かに翻弄されるタイムかと。


けど、美しさって


なんか似合っちゃってるの、ティッシュが。


この夏のマストアイテムとでも言わんばかりにハマっちゃってるの。

左右の鼻で長さを変えるのがツウ、みたいな感じになってるの。
その状態でじっと座ってるもんだから、もう、凄い見ちゃうの。
もうリューしか見えない。
そのスタイル、攻めすぎ


しかも話ふられても全然わかってない。

置物。


すごいわ・・・・



最終日、狂人、人狼、人狼、村人、村人でね。


これ、村人は狂人をうまいこと味方につけないと負けるわけ。
いち早く察した村人キャシーは「私が人狼よ!」と席を立った。


人狼のダンカンとドリスも当然「自分達が人狼だ」と言うわけ。

狂人のデイジーはちょっと迷ってる表情。


旗色は悪いものの、ここでデイジーに一杯食わせればまだ逆転の道がある。
最後の大一番!


でも、リュー、ものすごいぽかんとしてるの。

何かありました?ってな顔で座ってるの。
そこだけ空気がだいぶ凪いでるの。無風。


結局人狼サイドの誰かが「村人のひとー」って呼びかけたら、物凄く綺麗にリューが挙手をしまして、あれよあれよと言う間にキャシーが処刑され、リューが喰われて人狼勝利となりました。


ここらへんの流れ、ほんとコントとして通用するんじゃないかってくらい可笑しかった。

完全なるギャグ回。


 ・
 ・

で、次に観た回が例のパーフェクト回でして。


初の学園もの。

皆制服とかチアとか懐かしい衣装に身を包んでる。


そんな中、白ニットベストで出てきたマドックこと窓倉君には死ぬほど萌えました

白ニットベストはもう奥義だと思った。
ムウが黄金聖衣を着て登場してきた衝撃を思い出した。


ほんとあざといなこの人!と

自分がどういう衣装で登場すれば衆目が内心取り乱すかを熟知してやがる!と。
くっそ、くっそ!と思いながらも目は釘付け。


・・・と思うのもつかの間、3夜でゲーム終了のミラクル。


Twitterでちょっと前に流行った、神様診断とか思い出した。


神は窓倉を作った。

端麗なる容姿、冴えわたる頭脳、見た物を虜にする白ベストを彼に与えた。
従者は言った。

従者「神様、これでは窓倉君が恵まれすぎています!」
神様「大丈夫、最短で終わるようにしておいた」



まあそんな感じで、2日目開けた辺りから会場全体がパニックだったよね。


処刑者は2人とも人狼、襲撃者なし、3日目に予言者が最後の人狼当ててるっていう。

自他共に最強の名をほしいままにしているメイソンがその最後の狼だったけど、その彼でさえ、混乱が勝って何も抵抗できないレベル。
それくらい全員パニックだったと思う。
ほぼ自白したに等しい態度しか取れなかったメイソンをよそに盛り上がる学生たちね。


誰も人を食べないいい人狼さんだ!

記念撮影しよう!
ヒマだから相撲でもとろう!


なんかそんな事が巻き起こってたように記憶しています。


処刑されたメイソンが土下座してました。


すいませんでした!!つって。

人狼ゲームはこんなもんじゃないんです!!って。
もっと面白いんです!!もっと・・!!って。


舞台上ではあんまり感情をあらわにしないメイソン役の方が、一番感情を出した瞬間だったように思います。


舞台の出来について、役者がすみませんでしたって謝ってしまうのはどうかなって思うわけですよ。

でもあの時の彼は多分、番狂わせが起きた舞台を役者が詫びたわけではなく、人狼ゲームをつまらないものとして見せてしまったかもしれない事について、いちプレイヤーとして詫びていたんだろうと。


本当に悔しそうだった。

本当に悔しいんだろうってのが、別に彼をファンとしてみてきたわけでもない私にもわかった。
ストレートで負けたから悔しいんじゃなく、大好きな人狼ゲームにケチつけたかもしれない事に対する悔しさ。


そういう風に感じたから、結果がどうあれ自分が成した事に対して謝るというのが好きじゃない私ですが、例外的に彼の態度に好感を持ちました。


大丈夫、メイソン、私は人狼ゲーム嫌いにならないよ。

次は素敵なものを見せてくれるんでしょ?
次がんばってね。
そう心でエールを送って。


まあその「次」ね。
彼は彼でなく、彼女として現れたわけですが。


あ、そっちいっちゃった?

情熱のベクトルそっち傾いちゃった?
千秋楽なのにカツラかぶってミニスカ穿いちゃった、って。


おかげで屈指の名言「おかま」が生まれてしまいました。


彼は底知れぬ大物だと思います。


パーフェクト回、賛否両論、各種考察いろいろあるとは思うんですが。


私個人はこの舞台の常連だからこそ、レア回に立ち会えた!という思いの方が強く、そこまで不満でもなかったんですが、初めて、または2回目くらいでこれを見せられたら。


・・・うん、やっぱり若干不満だったのではないかと思います。


そもそも急ごしらえの学園編だからか、キャストも時々村がどうこう言ってたりね、村気分が抜けきってない。

皆初対面っぽいのにいきなりアダ名で呼び合い始めるなど、細かい部分が行き届かないのを「スペシャルステージだし」の呪文でかき消してるのに、本幹である人狼ゲームまでこれかよって。

多分そうなっちゃうと思います。


じゃあどうすれば良かったんだろう、と考えたとき、やっぱり私はどうしても、戦犯はディレクだったかなあ・・・と。


立て続けにランス、ディレクと処刑されたのが痛かったのはもちろんなんですけど、ランスの役者さんは「この会議を冗談だと思ってる学生」の”芝居”を打ったんですよ。ちゃんと。


演技はかなりハマってて良かったと思います。「えっ、何?こんなのレクレーションなんでしょ?」っていう可哀想な男子生徒がそこにいた。


そういう態度に出て、場の空気がどうなるかは賭けだったと思います。


会議に不利益だから処刑、となるかもしれない。
態度は気に入らないけど狼ではないだろう、となるかもしれない。

現実には前者になってしまったわけですが、決選投票で最後の弁明をさせたとき、土下座しながら助けて、許して、と叫ぶ姿はなかなか胸を打ちました。
(観客が目にする)最初の犠牲者という大事な役を演じきったと思う。彼は。


ただ、ディレクはなあ・・・・・・・


彼が疑われた理由は、会議の初っ端で「俺は自分の正体が何であろうとウソをつかない!」と言い放ち、当然のようにそこをツッコまれるわけですが、その時の反応が微妙だったせいです。


完璧にウソをつき通せるならこの戦略もいいと思いますよ。

でもね、「ウソをつかないなら聞こう、君は人間か?」って言われて、一瞬言葉に詰まるレベルでウソが苦手だったらこんな事言うなよと。

それは人間側のカード引いたときだけにしといてあげてー。


稽古で華麗に人を騙して勝った!みたいな話も聞かないし、多分ディレクの役者さん(というか演出家)、もともとウソ苦手だと思うんですよね。


稽古で出来なかったことって絶対本番じゃできないですよ。

それは私レベルでもステージに上がる人間ならわかることだよ。
もちろんディレク本人もそんなの痛いほど知ってることだと思う。
本業だもの。

人としてはね、凄く好感が持てます。
眉ひとつ動かさず人を謀るより、責められるとテンパって本音透ける方が人間としては好きです。
でもこれは人狼だから!ディレク!ここ人狼の舞台だからー!


まあ内情も知らずに好きなこと言ってますが、感想としてはそんな感じでした。

 

あと、そういえば、今回バッドエンドの時の照明が、真っ赤からピンクと紫?に変わってて。


なぜだー!それは赤い方が良くないかー!!

血の色に染め抜かれた中での絶望の演出が良かったのにー!!
と思ったんですが、どうやらそれは何らかの手違いだったようで。


うん、やっぱりバッドラストシーンは真っ赤な空間がいいよね。


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