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  • 2013.10.10 Thursday
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【人狼TLPTで】 HIGH PRESSURE


HIGH PRESSURE


頭に喝入れて 会議にさあ行こう
論を制する者だけが 命制する
もう覚悟を決めちゃって


せめて村向きに見せたいと
昼ごとの投票を変えてる
嘘ばかり聞きすぎたこの部屋じゃ
発言を逃してくよ

全滅目指した 狂人と推理すれ違う
気づいた後の やらしさに身悶えて

隣が墓になる 悲劇と悔恨
ためらうことに 慣れすぎた
素村の身でも 事件を起こせ

本気をタテにして 未熟な革命
視線制する者だけが 票を制する
もう覚悟を決めちゃって


決め打つことを避ける度に
怪しい奴だと思われる
躊躇してる間になんなく負ける
ボクの明日はどっちだ

終わり間際で 形勢いっちょ返すような
カッコイイとこ 一度くらいあっても

座席が空になる 襲撃で退場
能力バレて噛みつかれ
名誉の戦死 時にはイイんじゃない?

ウッカリ悪ノリ後 死体の楽園
幽霊だけがモノを言う 夜を制して
正体とか見せちゃって

カードを引き寄せる 不屈のEARLY SUMMER

彼らに立ち向かう 過激で最高
喰われることに 慣れすぎた
素村の意地で 事件を起こせ

本気をタテにして 未熟な革命
心制する者だけが 勝負制する
もう覚悟を決めちゃって




なんとなくハイラムのイメージで。

彼の凄い格好いいところが見てみたい。
いや普通に格好いいし大好きなんですけども、どこか弟キャラというか抜けキャラというか、天然ボケのイメージが強いので、そういうの跳ね返して、頭が切れると言われてる連中全員を出し抜くところが見たい。

今夏、そういうシーンもあったみたいだし話題にもなっていましたが、サミー役加藤さん曰く、ラストシーンの演技的な意味ではまだまだ課題があったとか。


いつか彼が、役者もお客さんもスタッフも、その場にいた全ての人の度肝を抜くようなシーンを見せてくれるのを期待して待っています。


ところで


神殿騎士団とはどういうものなのか。

私はその字面からなんとなく、ギリシャの片隅で朽ち果てた12の宮殿にフルアーマーで滞在する某黄金の人たちを連想していたんですが、Wikipediaから抜粋すると、


テンプル騎士団(いわゆる神殿騎士団)は構成員が修道士であると同時に戦士であり、十字軍が得た聖地エルサレムの防衛に主要な役割を果たした。
テンプル騎士団は「騎士」「従士」「修道士」「司祭」の4つのグループから構成される。


とありますね。ほうほう。

全体の長は”総長”と呼ばれているようなので、ダンカンは小隊長のような立場だったのではないでしょうか。

テンプル騎士団は入団希望者が多く、組織としてはかなり大きかったようです。
司祭カテゴリでクリスが参加していたとするなら、両者に交流があってもおかしくない。
ランスやジュード、見習い中のステファンも出入りしていたりして。

あまり神父然としていないクリスの存在は、ダンカンにとって物珍しく、興味をひくものだったのかもしれません。

 ・
 ・

クリス「いただきまーす!
ダンカン「いただきます・・・あの、し、神父・・・良いのですか?」
クリス「何がですか?」
ダンカン「いや・・・司祭の皆さまの食堂は隣なので・・・」
クリス「構いませんよ。点呼があるわけでもなし、誰も気づきやしません」
ダンカン「はあ・・・」
クリス「そもそも我々は皆、志を同じくする同胞。身分や役職で卓を分けるのも本来は愚かしい。共に恵みを尊び、ここにこうして生きている喜びをわかちあってこそより強固な結束が生まれるというものです。違いますか」
ダンカン「それは・・・そうですね。神父、至らぬ身にお言葉を・・・ありがとうございます」
クリス「それに、私は今日のハンバーグを一週間前から楽しみにしていたのです
ダンカン「え?
クリス「信じられますか?司祭と言うだけで出てくるのは野菜ばかり!たんぱく質と言えば小魚のみ!ずるい!私だって肉が食べたいのです」
ダンカン「確かに・・・肉は我々騎士に優先して振り分けられていると聞いていますが・・・」
クリス「でしょう。というわけで今日はこちらにお邪魔します。主よ、お恵みに感謝します、アーメン」
ダンカン「そのためにその・・・わざわざ甲冑まで着込んで?
クリス「もちろんです。ぬかりはありません
ダンカン「・・・・・・;;」
クリス「冷めてしまいますよ?ハンバーグ
ダンカン「・・・はい・・・;」
クリス「ちなみに献立は来月までチェック済です。明後日は修道士にメロンが振る舞われる。服ならあります。どうですか、ご一緒に」
ダンカン「いえ・・・・・・その、ご武運を・・・」

 ・
 ・

こういう感じで。
なんかクリスのペースに振り回されるうちにいつのまにか親しくなっていた、みたいな。
休暇があってもダンカンは真面目に鍛錬ばっかりしているんですが、

クリス「休息も勤めのうちです、ご予定がなければうちの村にいかがですか?貧しい村ですが自然が多く、心身ともに休まりますよ」

とか誘われて結局連れ出される。

なんせクリスが神父やってる村ですからね。
もう皆フットワーク超軽いとういかノリがいいというか、騎士団長なんて珍しいものを誰も放っておかないから全く休まらないの。
教会の子供にはご本読んでーと言われ、薬局長には酒に付き合えと言われ、傭兵には力比べを挑まれる。
心せず賑やかな休暇を過ごしたダンカンですが、どこか居心地良く感じている自分に気づきます。

そうして彼は長い休暇はクリスの村で過ごすようになりました。
何度目かに訪れた時、彼はある若者と出会うんです。

 ・
 ・

クリス「これで手続きは終了です。・・・あまり気を落とさずに」
若者「・・・わかってるよ」
クリス「辛ければしばらく休んでも良いんだよ」
若者「そんなわけにもいかないでしょ、この村には僕しか医者がいないんだ。・・・もう今は」

ダンカン「神父、おはようございます」
クリス「ああ、おはようございます団長さん」
ダンカン「・・・すみません、取り込み中でしたか」
若者「いや、僕の用事は終わってる。・・・じゃあね。クリスさん」

ダンカン「・・・彼は?」
クリス「村はずれの診療所の一人息子です。実は・・・先ごろそこの医師が急逝してしまいましてね」
ダンカン「・・・それはまた・・・」
クリス「葬送の儀と家名の相続がようやく終了したところです」
ダンカン「家名?・・・すると、彼が・・・」
クリス「はい、今は彼がマドックです。最高の頭脳と名高い、医師マドックの孫にあたります」
ダンカン「その昔、人知を解する化生の襲撃からこの村を守ったという?」
クリス「古くから住む者は”人狼”と呼んでいます。多くの犠牲を払ったと聞く。すべてが終わった時生きていたのは、村の医師と旅の賢者、ただ2人であったとか」
ダンカン「そんな事が・・・」
クリス「昔と言っても、たった60年前です。おとぎ話にするには早すぎますが、真実を知るものも既にない。不思議な話ですよ」
ダンカン「今のマドック君も、やはり医療を?」
クリス「はい。彼も、亡くなった彼の父も医師でした」
ダンカン「他にご家族は?」
クリス「事情はわかりませんが、村にはいませんね、今はあの子は一人です」
ダンカン「気の毒な話ですね・・・」
クリス「まったくです」
ダンカン「しかし、そんな事があったばかりには見えませんでした。強い心を持っているようだ」
クリス「強いというより・・・医師が弱さを見せるべきではないという父の教えを守っているのでしょう。病や怪我に倒れた者が不安にならないように、という方針のようです」
ダンカン「なるほど」
クリス「そうは言っても本当は堪えていると思います。そうだ、団長さん、もし機会があれば話しかけてあげてください。村の者でない貴方になら、あるいは・・・」
ダンカン「・・・承知しました」

 ・
 ・

なんとなくこんなやり取りがあってね。
律儀なダンカンさんは約束を守ってちょくちょく診療所を訪れるようになります。
最初のうちこそ事務的に手当していたマドック3世の態度にも徐々に変化が。


マドック「はい、終わり。お大事にね」
ダンカン「ありがとう、世話になった」
マドック「診察に来るのはいいんだけど、ちょっと大げさすぎない?小指の深爪くらいで
ダンカン「・・・いや、騎士としては剣を繰る指先に違和感があってはまずいのだ」
マドック「わからなくもないけど・・・こないだは画鋲踏んだってだけで来てたよね」
ダンカン「・・・流血沙汰だったのでな、一応念のためだ」
マドック「はあ。・・・ま、いいけどさ、仕事だし」
ダンカン「ところで、そちらは何か変わったことはないか?」
マドック「別に、いつも通りの平和な村だよ。・・・それより、今日は時間あるの?こないだの話の続きが聞きたい」
ダンカン「こないだ?騎士団についてか?・・・どんな話だったかな」


貴族の出で騎士団長でもあるダンカンの知識や経験は、村を出たことのない3世君にとってはいろいろと新鮮です。
ダンカンも頭が切れる方なので語り聞かせもうまく、話は弾みます。

マドックもね、もちろん村の同年代の連中のこと好きなんですよ、ハイラムとかネイサンとか。
けどなんかIQというか頭脳レベルというか、ドリスのスカートめくって蹴飛ばされたりしてる彼らとの付き合いではどうしても満たされない部分があるわけですよ。
唯一同年代で切れ者っぽいメイソンは、何かとフリーダムすぎるというか方向性が違い過ぎてついていけないし。
かといって大人連中はといえば、クリスといいサミーといい、これまた大味というかね。

なので、知的なダンカンと話をするのはとても好きなんです。
彼の前では年相応に戻って素直でいられる。
彼と過ごす時間はとても落ち着くので、自覚があるにせよないにせよ気に入っています。


ダンカン「こんな時間か、長居してしまったな、では」
マドック「うん、またね。・・・あのさ、その、もういちいち怪我とかしてこなくていいからさ」
ダンカン「?」
マドック「そういう口実とかなくても・・・普通に来てよ、ダンカンさん」
ダンカン「・・・見抜かれていたか」
マドック「当然でしょ」
ダンカン「・・・では、次は友人として邪魔するよ」
マドック「!・・・うん!」


てな具合でね、仲良くなるんです。
頭良くて不器用同士。ほほえましいですね。

前回の記事で「ちゅー事件」について触れましたが、別に3世君が男色家とかそういうんじゃありません。
性格的に他の人よりは性差に寛容かもしれませんが、ほもではないと思っています。

単に嬉しかったんですよ。
どこか憧れて、兄のように慕ってもいるダンカンが、自分のためにそこまでしてくれたって事が嬉しかったんです。
そんな感じだと思っています。勝手に。

 ・
 ・

神殿騎士調べていたらいつの間にかなれそめを書いていた。
脱線にも程がありますね。
神殿騎士団のWikipediaに戻ります。それでそれで?


上級騎士たちは決して降伏しないことを誓い、
戦死こそが天国の保障であると考えていたとされる。
このような戦士としての士気の高さ、熱心に行われた鍛錬と十分な装備などが
あいまって中世最強の騎士団と呼ばれるほどになった。


ほらーー・・・・
ほらきたーー・・・・

戦死して天国に至るなんて言われてもね、アワビの踊り食いとかの話なら納得するんですけど。
もう絶対覚悟決まってたよね・・・クリスが殺されて、あの村で霊媒師の力を授かって会議に参加した瞬間から、もう自身の生存は考えて無さそう。
村人が数名になってしまってからの、3世君の悲痛な「僕は人狼が大っ嫌いだ!!」という叫びが胸に残ります。
悲しすぎて掘り下げられない。文字数制限にもそろそろ引っかかるし。

やっぱりダンカンはそういう悲壮な覚悟であの場にいたんですよ。
3世君をまた一人にする気だったというの・・・。


で、その後、史実の神殿騎士団は、金に汚い偉い人たちの勝手な都合で罪を着せられ、解体させられています。


入会儀式における男色(ソドミー)行為
反キリストの誓い、悪魔崇拝といった容疑で起訴、何の前触れもなく一斉に逮捕。
100以上の不当な罪名をかぶせたうえ、罪を「自白」するまで拷問を行った。


あれ?男色・・・・

自分の腐った心をそこそこ清めて落ち着けてここまできたのに、ここへきて突然のほもカミングアウトに動揺を隠せない。
不当な罪名っていうけど、火の無いところに煙は立たずって言うよ?
とりあえず今私が嫌いな男性に濡れ衣着せようと思っても、ほもの罪って何もないところへはかぶせられなくない?
てことはよ・・・?

いきなりWikipediaの方からそんな十字架背負わしてくるもんだから、その後いくら読み返してもハッティンの戦いはハッテンの戦いにしか見えないし、教皇はノンケティウス2世にしか見えないし、聖地もエロサレムにしか見えないって言うか、もうあらゆる用語が全滅なわけです。
全然内容が頭に入ってこないよ!ほもアナグラムばっかり思いつく。隙あらばアナグラムって言葉にさえほもを感じてる。

え、じゃあちゅー事件も普通にガチちゅーだったのかなあ。うーん。


そんな激動が己のうちであり、騎士団の末路です。


騎士団は異端の汚名を着せられ、
資産は聖ヨハネ騎士団へ移すこと、
以後の活動を全面的に禁止することが決定された


まさかの黒幕、ヨハン。


つまり史実的には、神殿騎士団長ダンカンさんは、男色(ちゅー目撃)と悪魔崇拝(霊媒師)の罪で処刑され、騎士団のお金はすべてヨハンに流れたと。

ヨハンめえ・・・


昨日からずっと


 「マドック3世とダンカンが薬局の裏でちゅーしてた!」

・・・という、サミーが神の前で誓約書を手に語った証言について考えています。
いつの話だったか正確に覚えてないんですがプレイログの進行を見るに多分 8/9 19:00に行われたステージ7じゃないかなと思います。

ほんとね、村長と領主のじいさん殺されて、教会で預かられていた孤児のナナが殺されて、いよいよ腹をくくって人狼相手に犠牲を覚悟した戦いを挑もうとしているこの場でまさかのフライデー。
ほんとこの局長困ったやつですよ。大物にも程がありますよ。世界一かわいいよ。

確かにね、こういう浮かれた話おれ大好き皆聞いて聞いて!ってやってるその姿は、他のどんな言葉より雄弁に「自分は人間だ」と語っているかもしれないとも思います。
が、語られた方はたまったもんじゃないですよ。


律する人であるところのダンカン団長は、この爆弾発言のショックで椅子に沈んでしばらく戻ってこられなかったと聞いています。
一方マドック3世の方は若干動揺しながらも、

「・・・1回だけって、僕がお願いしたんだ。ごめんね、見られちゃってたみたいだね」

とさらりと肯定してこの話を終わらせたそうです。

個人的にはこの切り返し激しく萌える。
ウソだとか見間違いだとか遊びだったとかそれ自体を否定したり軽んじたりするようなことは言わず、かつ自分がお願いしたとする事でダンカンが色眼鏡で見られないようにさりげなく庇い、さらにサミーの顔にも泥をぬらないという、実に見事な潔い態度。さすがは最高の頭脳を受け継いだ男。

マドック爺さん、あなたの孫すげーいい男に仕上がってます


3世君は他と比べて露出も多くて鎖骨とか見えてるし、コケティッシュな魅力がありますね。

この場合のダンカンとの年齢差は6〜7歳がいい。
3世君24歳、ダンカン団長30歳くらいでお願いしたい。ぜひ。

 ・
 ・



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月詠の約束

この悔しさをどうしてくれようか、と思ったときに、もうブログに八つ当たりするしかなかった。
考えても見て欲しい。考えれば考えるほど奇跡としか言いようの無いこの神展開。

▼ちなプレイログ


<8日追記>
プレイログを見て欲しい!!4日目!!とか書いておいてリンク先が違ってるというとんだミラクル
昨日まで貼ってたプレイログを見てもなんで下の物語が生まれたか全然わからないよ、ただハイラムが喰われてるだけだったもの。
というわけでリンク直しました。

中身もちょっと手直しして。あらためて。

こういうことがおきたかも知れないわけですよ!!


 ・
 ・


人狼が現れて半分ほど人が減った村。

今日も処刑者を選ばなければなりません。
焦りと苛立ちと混乱の中、狩人の能力者を自称するものが2人。
医師マドック、自由人メイソン。
互いに一歩も譲らず、運命を分けたのは・・・

 ・
 ・

ハイラム「・・・ごめん、メイソン」
メイソン「・・・いいよ、それが君の答えなら」

ハイラムは震える手で毒の小瓶を目の前の青年に差し出しました。
彼はあっさりとそれを受け取ります。
手の中の小瓶がなくなってしまうと、ハイラムはこれから起こることを視界から隠すように、震えたままの手で顔を覆いました。
メイソンはそんな彼をしばらく見つめた後、可笑しそうに首をかしげると、俯くハイラムの頭を小瓶で軽く小突きます。

メイソン「・・・・・・・・・乾杯」

そのまま、メイソンは還らぬ人となりました。



その夜。

 ・
 ・

ハイラム「・・・あれ、マドック、どうしたのこんな時間に」
マドック「別にどうもしない」
ハイラム「夜に出歩くなんて危ないよ?もうマドックは狩人って全員に知れ渡っちゃったんだから、狼に見つからないように隠れてないと!」
マドック「能力者が隠れてどうする。私は何があろうと授けられた力で使命をまっとうするつもりだ」
ハイラム「そんなカッコつけてる場合じゃ・・・」
マドック「だいたい、狩人であると明かした時から死ぬ覚悟はできている。狩人は奴らにとって最も邪魔な存在だからな」
ハイラム「・・・死ぬなんて、そんなこと言うのやめろよ」
マドック「事実を述べたまでだ」
ハイラム「・・・じゃあ、じゃあ!なんで自分が狩人だなんて言ったんだよ!!」
マドック「それは・・・」
ハイラム「死ぬのわかっててさ!村のために命を捨てるなんてマドックらしくないよ!おれ、おれ・・・、そんなのやだよ!!」

ハイラムに肩を掴まれて揺さぶられ、驚いたような表情をしていたマドックは、ふと視線を落としました。

マドック「・・・どうしてだろうな」
ハイラム「絶対に・・・生きて勝つって言ってたじゃないか・・・!」

ハイラムは懇願するようにマドックを見つめます。
マドックは視線を外したまま、ハイラムを見ずに言いました。

マドック「確かに、私は狩人であることは明かさないつもりだった。だが・・・あのメイソンが、自らを狩人だと言った。あの時あいつの嘘がわかったのは本物である私だけだ。メイソンは私ほどじゃないがとても頭が切れる。もし人狼があいつの全てを引き継いだとしたら。・・・そう考えた時、私には見えてしまったんだ。ドリスが、ノーマンが、ダンカンが・・・あのコーダさえも!・・・無残に喰い殺され、血の海に横たわる姿が見えてしまったんだ!・・・もちろんお前の姿もだ!!
ハイラム「マドック・・・」
マドック「身体が震えた・・・気がついた時には叫んでいた。メイソンを喰った人狼を何としても仕留めるつもりだった。・・・刺し違えても」
ハイラム「でも、それじゃ・・・先に処刑されてたかも知れないのに」
マドック「その時は、翌日襲われず生きているメイソンを不審に思ったダンカンかコーダが追い詰めるだろう。どの道問題はない」
ハイラム「それは、そうかもしれないけど・・・」
マドック「裏を返せば、私の命も長くて明日までという事だ。生き延びる道は無い」
ハイラム「・・・ちくしょう・・・!・・・なんでこうなるんだよ・・・せっかく・・・」

ハイラムはかすれかすれに声を絞り出しています。
それを聞いたマドックは、少し申し訳無さそうな表情を見せます。


マドック「・・・そうだな、お前は今日、私を生かしてくれたのだったな」
ハイラム「・・・・・・」
マドック「私といて・・・お前は怖くないのか?」
ハイラム「・・・なんで?」
マドック「私が、人狼かも知れないとは思わないのか?」
ハイラム「思ってたら・・・思ってたらメイソンに投票しねえよ!!」


顔を歪めながら叫ぶハイラムを見て、マドックはほんの少し笑ったようでした。
未練を感じさせない、清々しささえ感じる声で詫びの言葉を口にします。

マドック「・・・・・・・・すまない。・・・ありがとう」




マドック「私を信じてくれたお前を守らせてくれ。・・・・・・私の、最後の仕事だ」


 ・
 ・

ハイラム「・・・なんで、おれなの」
マドック「なにが」
ハイラム「護衛先。ダンカンとかコーダとか。霊媒師のノーマンとか、まだ生きてるのに」
マドック「心配しなくても彼らが今夜死ぬことはない。さっきも言った通りだ」
ハイラム「・・・・・・・・」
マドック「そんな顔をするな。・・・ノーマンに関しては昨日護衛したという制約もあったが・・・そうだな、最後の夜を誰と過ごしたいかと考えた時、自然とお前の顔が浮かんだんだ」
ハイラム「おれの?」
マドック「あえて理由をつけるとすればそんなところだ」
ハイラム「おれ、おれ・・・マドックを怒らせてばっかりだったのに」
マドック「そうだな。とりあえず一週間前うちのプリンを盗み食いした件配達と偽ってエマにラブレターをよこした件については地獄までもっていって祟る予定だからそのつもりでいろ」
ハイラム「う・・・・・;;」
マドック「あと貴様が15年前からうちにツケている絆創膏代、あれも忘れていないからな。この件が一段落したら全額教会に寄付するように」
ハイラム「15年分!?全部!?
マドック「当然だ!!15年もツケておけるうちの診療所の良心に感謝しろ!」

うへえ、とハイラムはその場で仰向けにごろりと寝転びました。

ハイラム「・・・15年かー・・・・」
マドック「思えば長い付き合いだな」
ハイラム「こんな事にならなければ、きっともっと長い付き合いになったよね」
マドック「・・・だろうな」
ハイラム「あのさ・・・・マドック」
マドック「なんだ」
ハイラム「おれ、生き残れるかな」
マドック「知らん
ハイラム「そこは嘘でも生き残れるって言ってよ;」
マドック「心にもない世辞は言わん主義だ。残っているメンバーにまだ1匹人狼がいる。誰であっても甘い道のりじゃないだろう。・・・・・・だが、生きろ。」
ハイラム「・・・・うん」
マドック「・・・私の分まで、生きてくれ」
ハイラム「・・・うん、ありがとう。おれ・・・頑張るから」
マドック「・・・・・・ああ」

会話が途切れると、マドックはこみ上げた涙を見られないように少し顔を背けました。
ハイラムは複雑な表情でその横顔を見つめています。

尊大で、自信家で、いっつも上から目線で、怒ってばっかりで、それでいて誰より優しくて、だからこそ誰よりも苦しんだ、そんな彼が、これ以上苦しまないように。


ハイラム「おれ・・・頑張るからさ」


瞬間。

ハイラムの手から伸びた爪が、マドックの首を一閃しました。
マドックの身体はごとりとその場に崩れます。


ハイラム「・・・痛く、なかったかな・・」

おそるおそる倒れたマドックの顔を覗きこむハイラム。
表情が安らかなことを見て取ると、ほっと安心したように息をつきました。

ハイラム「・・・さよなら、マドック」


 ・
 ・

”食事”が終わった後。
狼は月に向かってつぶやきます。

ハイラム「あの人の言った通りだったね。この村の要は医師マドック。彼をどうするかで勝負が決まる」
ハイラム「だから、彼に一番近いところにいた、この男を喰ったらいい」
ハイラム「実際その通りだったけど・・・・・やっぱり辛いな・・・・彼との記憶を残したまま、彼を喰うのは苦しいよ。おれ達はなんて呪われた種族なんだろうね・・・おれ達なんか、きっと本当は生きてちゃいけないんだ。神様だってそう思っているに違いないんだ。おれ達は忌むべき存在なんだ」



ハイラム「けど・・・生きるよ、・・・・最後まで、彼のぶんまで。・・・・・約束だから。」


―――月夜に、寂しげな遠吠えが、いつまでも響いていました。


 ・
 ・



・・・・・・・・・・ってさあ!!!

ここまでプレイログだけ見て勝手に書いたけど絶対こんなもんじゃ無かったと思うんですよなんつーかその、カタルシスっていうかね、感情の激動っぷりが!!もー寂しげな遠吠えしたいのは私だ!!!
ああああ今日の昼公演見たかったーー見たかったーー

ハイラムのかっこいいところ見たかったーーー!!!
普段ハイラムのこと超虐げてるくせに夜ターンだけデレるマドック先生見たかったーーー!!

だってプレイログ見てよ!!!!!
これ!ここのところ!!


4日目の欄だけで私は向こう数週間は上機嫌でいられるレベルで萌えて燃える展開ですよ!!
守ハイラム!!狙マドック!!!ザ・両想い!!ザ・両想いプレイングシアター!!!
あーーーーーもーーーーーー!!!!!

しかも昨日も超素敵エンディングだったって言うんですよ!!
マドックとエスターというβ公演から1年推し続けてるカップルがまた成立したエンディングだったらしいんですよ!!
なんなのもう仕事辞めればいいの。


・・・・・というくらい悔しがってますけども。

とにかく昨日と今日と、超名シーンが惜しげもなく飛び出したようで何よりです。
これから日曜まで駆け抜けてください。

そして観た皆さんや役者の皆さん、名シーンは惜しげもなくぜひネットに書き込みまくってください。
それで元気出るので。レッドブルより翼さずかる感じなので。

よろしくお願いします。



歌えなかったラブ・ソング

目下私がハマっているコンテンツ、舞台「人狼TLPT」。
いよいよ明日が初日だそうです。


私も週末にはバンド仲間でぞろぞろ観に行く予定です。楽しみー。

公演に向けての稽古状況なんかもTwitterで公開されておりまして、そこでもドラマが展開されていたわけですけども。
中でも心に残ったのが団長ダンカンとパン屋パンジーの小さな恋の物語

他にも7歳児が元カノだと言うロリコンが発生したり女装を交えた三角関係なんかもあった様ですが気になったのはこれ。
というかさ、元カノって事は7歳の段階で既に別れてるわけですよ。
じゃあお前何歳から付き合い始めたんだと。
ストライクゾーンが手前にも程があると。
お前がストライクでも世間的にはアウトだと。トリプルプレーも辞さないと。

そんなツッコミを脳内でしつつ稽古実況を眺めていたら飛び出したわけですよ。小さな恋の物語。


記憶にある限り、団長ダンカンの役者さんはそれほど恋愛関係の設定を持ち出してくることは無かったような気がします。
本人の性格なのか、役職としての「団長」に恋愛沙汰が似合わないと感じているのか、またはその両方なのか、とにかく見たことなかった。
確かに「自警団長」も「騎士団長」も仕事柄あまり積極的に恋愛する感じではないと思います。
だって死と隣り合わせの仕事ですから。

自警団がいわゆる警察のようなものだとして、率先して危険に立ち向かわないといけない立場なわけです。騎士団長なら尚のこと。いざとなれば国のために命を捨てなければいけない。
実直で誠実なダンカンのことですから、自分にいつ何があるかわからない状況で大切な人なんて作れません。
いつまでも一人身でいる友を案じたマドックが探りをいれてもこの通り。

 ・
 ・

マドック「なあ、君は休日と言えば鍛錬ばかりしているが、他に予定は無いのか?」
ダンカン「騎士として、日々の鍛錬は欠かすわけにいかないからな」
マドック「じゃあ鍛錬が終わってからとか」
ダンカン「ああ、後で君のところへこの間借りた本を返しに行こうと思っていた」
マドック「・・・・・・・・・・・・」
ダンカン「どうした?」
マドック「だから、そうではなく・・・いい相手はいないのかという話だ!」
ダンカン「・・・・・。・・・・・・。・・・ああ、そういう事か、君からそんな話が出るとはな」
マドック「無粋とは承知しているがな。・・・で、どうなんだ、いるのか」
ダンカン「いないよ。騎士である私には過ぎた話だ」
マドック「騎士だからと遠慮することでもないだろう?ランスなんかだいぶ派手にやっているぞ
ダンカン「あいつは騎士団の中でも新しいタイプだからな;」
マドック「なら」
ダンカン「マドック、私はこの命を我が剣に捧げている。有事の際にはこの身を盾とし、皆のために死なねばならん。そんな男がどうして誰かの人生を預かる事が出来る?私の近くにいるのは、たとえ私がいなくなっても平気でいられる者だけでいい。例えば君のような」
マドック「・・・見損なうな。勝手にいなくなるようなマネは許さん。私がこの村にいる限りどんな怪我でも治してやる」
ダンカン「頼りにしているよ」

 ・
 ・

まあそういう感じでね、さすがの騎士団長、びくともしないわけ。
自分の身にいつ何があってもおかしくない。
覚悟はいつもできてる。

だけどダンカンだって人間ですから、誰かに特別な感情を抱く事だってあるわけです。

例えば毎日通勤途中に通りがかるパン屋の女主人とかさ。
誰に対しても屈託のない笑顔を向けて、いつも香ばしいパンの香りに包まれて、荒事とは無縁で、幸せそうにしてる姿を毎日見てるうちにね、あんな人がいつも隣にいてくれたらな、と淡い想いが生まれるわけです。
実際、パンジーってそういう人だと思う。無条件に傍に居て欲しくなるような。

けどダンカンはそれをパンジーには言わない。
自分は騎士として、パンジーが笑顔でいられるように、村の平和を守るのが使命だって信じてる。
なんて無欲でかっこいいんだ、ダンカン・・・!(※勝手な想像です)


そうやって本人が胸に秘めてるってのに、空気の読めないサミーが暴露しちゃうもんだから。
しかも人狼が現れて、もう何人か死んじゃって、いよいよ村の中で処刑者を決める議論を始めようとしてるその時ですよ。
神の前で自分の潔白を誓いなさい、ってその時にゴシップ話を披露するサミーの大物ぶりにはひれ伏すしかない。

 ・
 ・

サミー「これ言っていいのかなあ、こないだ酒場でダンカンがパンジーをめっちゃ口説いてた!!」
一同「・・・・・・・・・!」

一同唖然ですよ。
いま!?それいま言う話!?っていうかあのダンカンが!?ダンカンがパンジーを??まじで!?
もうどこに焦点置いて驚けばいいのかわからないっつー。


ランス「なんすか団長!珍しく夜勤変わってくれとか言うと思ったらそんなことしてたんすか!」
ドリス「超がつく堅物だと思ってたけど・・・見直したわよ、ダンカンさん!」
キャシー「暗いニュースばかりだったけれど、久々に心が温まったわ、おめでとう、パンジー」
パンジー「ちょ、ちょっと待ってよ皆、あれは、そんなんじゃなくて・・・」


そう、多分本当にそんなんじゃなくて、だいぶサミーが盛ったと思うんですよね。

サミーそういうのめっちゃ盛りそうじゃん。
ハイラムが横にいたらそれこそ集団心理も手伝って昇天ペガサスかってくらい盛りそうじゃん。
きっとダンカンがパンジーを酒場に誘ったのも、騎士団の野外演習中にパンジーが差し入れでサンドイッチもってきてくれたんですよ、で、そのお礼とかそんな感じ。

 ・
 ・

ダンカン「先日はありがとうございました。騎士達もとても喜んでいた」
パンジー「あんなのなんでもないですよ、それより、こんないいお店でご馳走してもらっちゃって」
ダンカン「いえ、我々の気持ちです。私はそれほど食通でも無いのですが、この店の香草焼きはとても気に入っています。お口に合えば良いのですが」
パンジー「はい、すっごく美味しいですよ!僕、こんなの初めて食べたかも!」
ダンカン「・・・・・・・・・」
パンジー「あれ・・・どうしました?すみません、行儀悪かったですかね?僕、マナーとかすこし疎くて・・・」
ダンカン「い、いえ、そんなことありません、ただ・・・」
パンジー「?」
ダンカン「誰かと食事をする、その相手が笑顔でいてくれる、それだけで料理の味は劇的に変わるのだ、ということに驚いていました。・・・私も、こんなに美味しい香草焼きは・・・その、初めてかもしれません」
パンジー「団長さん・・・・」
ダンカン「・・・今日、あなたを誘って良かった」


・・・・とかね!

どんなに接近してもせいぜいこのレベルだと思っています。
このつかず離れずのいい雰囲気!・・・をサミーに察知されたのが運のつき。
この辺をしっかりデバガメされて先ほどの場面に戻るわけですね。

 ・
 ・

エスター「そんなに隠さなくても・・・私達は応援しますよ?」
パンジー「だからね、そんなんじゃ・・・」
ランス「やっと団長に春が来たんすね!サミーさん、詳しく聞きたいから今夜一杯どうすか!」
サミー「おっ、いいねえ!」
クリス「こら!和むのは人狼を片付けてからにしたまえ、夜に出歩くなど危険極まりない。というわけでサミー、今日は教会に泊まるといい
マドック「お前も聞きたいだけだろうが!下世話な話はそこまでにしろ!だいたいサミー!誓いの場でそのような発言、君は混乱しているに違いない!薬を出すから今夜は診療所に来るように!1人で!!


情報源サミー大人気
おろおろするパンジーの姿にいたたまれなくなったダンカンは腹を決めました。
前に進み出て、誓いの場でこう言います。


ダンカン「私は騎士団長ダンカン。・・・私は、私情と議論を分けて考える。・・・ここでは、愛しいパンジーのことも・・・疑っていく」
パンジー「・・・!」


なんとダンカン団長、神の前でごまかしようのない大胆告白。
騎士としての自分も捨てられませんが、これ以上中途半端な事を口にして大事な人に恥をかかせるなどもってのほか。

ちなみに赤字にした部分が本当に稽古場で言われたセリフらしいんですけれども、これほんとしびれます。完璧。私的に完璧。
実際はパンジーのこと疑うなんてできやしなかったら最高。

どれだけナイトなの、どれだけかっこよければ気が済むのって感じ。
舞台本番だったら、この一言が聞ければチケ代の8割は回収したなって思えるくらい胸が熱くなります。
こういうのが意図せずに飛び出してくるからこの舞台追うのやめられない。


結末のわからないアドリブ劇ですからね。
役者さんの僅かな感情の揺らぎ、口をついて出る言葉、その全てが本物なんです。
だからこそかけがえの無い輝きを放つんです。
だからこそ強く心に刺さるんです。

もちろん、そんないいシーンばっかりじゃなくて、失敗と言えるだろうシーンも山ほどありますよ。そのキャラに相応しくないセリフ、場面に相応しくない態度、緊張感が足りなかったりとか。
けど、100の失敗を見せられても、1つの輝きが見られれば私はその舞台に価値があったと思います。


ちなみにこの稽古の展開では、早い段階でダンカンは狼に喰われて亡くなってしまうんですね、パンジーを遺して。
そのパンジーもなんとか彼の遺志を継いで頑張るんですけど、ついに疑われて処刑が決まり、ダンカンが待っている・・・そうだね、それもいい、と言って散っていくんです。

「想い合っていても、心が通わぬこともある」
誰のセリフだっけか、聖伝かなにかだったと思うんですけど。帝釈天あたりのやつ。
もうほんと、どれだけ切ない物語なんだって話ですよ。
目の前で見てなくて良かったよ。たぶん涙止まらないよ。


二度目になりますが、赤字のセリフ以外は100%私の脳内で展開されている創作なので、この手の妄想が捗るタイプの方がより面白く観られると思います。

こういうドラマが本番でも見られるといいな。
そんな風に思いながら週末を楽しみに待ちたいと思います。

狂乱の自由人・その後

人狼になったメイソン君のその後。
まゆこちゃんストーリーをヒントに書き始めて、毎度のことながら脱線しまくった結果がこれ。

 ・
 ・

人狼メイソンはその頭脳と強大な運をもって、いろいろな村を滅ぼしてきました。
何やかんやで人狼キャシーを失ってしまい、代わりにその時の戦いで狂人を務めた学者のリューを人狼にします。
けれど、そのリューもあるとき処刑されてしまいました。


で、夜ターンのお話。

無残に食い尽くされたダンカンの死体が転がっています。

 ・
 ・

人狼ドリス「・・・あんた、どうしてリューを殺したの」
人狼メイソン「殺したなんて人聞きが悪いなあ、投票だもん、村の総意ってヤツでしょ」
人狼ドリス「ごまかさないで!あんたのあの発言がなかったらこんな事にならなかったわ!」
人狼メイソン「それが不満?なに、彼に情でも移ったわけ?」
人狼ドリス「そんなんじゃないわ」
人狼メイソン「人狼にあるものは純粋な食欲と生存本能だけ。・・・そう聞いたけど、違うのかな」
人狼ドリス「・・・そうよ、私達は自分が生き延びることを最優先とする・・・それが本能」
人狼メイソン「ならいいじゃない、リューが死んだおかげで僕ら処刑されずに済んだんだし」
人狼ドリス「だからって・・・・・・!」
人狼メイソン「あの分じゃ遅かれ早かれリューはだめだったと思うよ。ヘタに生かしておいたら僕らとの繋がりがバレる。芋づる式にやられるより、さっさと切り捨てるべきだったと思うけど、君はそう思わない?」
人狼ドリス「・・・あんたは何で平気なの?リューを人狼にしたのは、あんたなのに」
人狼メイソン「うん、人狼になっていく彼を見てるのは楽しかったね。彼の覚悟も、葛藤も、苦悩も、希望も、絶望も、全部興味深かった。・・・僕が人狼になったのは偶然だからね。すべて知った上で人を捨てるってどんなんだろうって知りたかったんだ。でも、やっぱりって言ったらいいのかな、彼の心は壊れた・・・・・・壊れたオモチャはもういらないよ」
人狼ドリス「・・・・・・・・・・っ!」

なんだか泣きそうになっている人狼ドリス。
人狼メイソンはそれを不思議そうに眺めます。

人狼メイソン「・・・君って、人間みたいだね」
人狼ドリス「侮辱する気!?純血種である私を、紛い物のあんたが!」


人狼メイソンは、食って掛かる人狼ドリスをなだめるように頭をぽんぽんとなでながら、そうじゃなくてさ、と呟きます。

人狼メイソン「人間のいいところってどこだと思う」
人狼ドリス「・・・モモとか?
人狼メイソン「いや美味しいところじゃなくてさ。いいところ。」
人狼ドリス「・・・知るわけないでしょ」
人狼メイソン「あのね、僕は心だと思うんだ。自分以外の誰かを思う気持ち。それがなかったら人間なんかこんなに栄えない」
人狼ドリス「・・・?」
人狼メイソン「人間は1人じゃそこらの野良犬にも勝てないよ。誰かを助けて、誰かに助けられて、誰かを大切に思うようになって。・・・そうやってたくさんの心が集まって、いろんな事を成し遂げてきた。それってね、凄く美しいと思うんだよ」
人狼ドリス「・・・理解できないわね」
人狼メイソン「君は理解できるはずだよ?・・・リューの死を悲しんでいる君なら」
人狼ドリス「・・・それは!数が減ったら、自分の身にだって危険が及ぶから・・・!」
人狼メイソン「そういう事にしておきたいなら、それでもいいけど」
人狼ドリス「・・・だったらどうだって言うのよ。・・・私に人狼たる誇りが足りないっていうの・・・?」

ますますうつむいてしまう人狼ドリス。
その様子を眺めている人狼メイソンは、困ったように首をかしげてから、ゆっくりとした口調で言いました。

人狼メイソン「人狼の誇りがどうこうなんて、それこそ僕なんかが言えたことじゃないよ」
人狼ドリス「・・・じゃあ、何が言いたいのよ」
人狼メイソン「別に。・・・君がきれいだなって」
人狼ドリス「なっ・・・!」
人狼メイソン「人狼でありながら人間の心を持つ君は、とてもきれいだなって、それだけ」
人狼ドリス「そ、そんなこと言って・・・どうせ、自分が危なくなったら私のことも切り捨てるくせに」
人狼メイソン「あはは、それは仕方ないよね、その時は諦めてよ
人狼ドリス「・・・!最っ低!!!

人狼ドリスは怒って帰ってしまいます。
取り残された人狼メイソン。
人狼ドリスの反応が面白くて、ひとしきりくすくすと笑った後に。


人狼メイソン「・・・けどさ、純血種の君さえ持っているその感情を持てない僕って、一体なんなんだろうね・・・?」

ひとり、ぽつりと呟くのでした。

 ・
 ・

で、決着はつかないまま数日後。

ゲイリー「おれは人狼を見つけたで!ドリス!こいつが人狼や!
人狼ドリス「・・・・!違うわ!私は人間よ!」
ゲイリー「予言者のおれが言うんやから間違いない。皆、こいつが村の敵や!!」
人狼ドリス「やめてよ!!ゲイリーはウソをついてるの!!私を信じて!殺さないで!」
人狼メイソン「・・・・・・・」
エマ「ドリスさん・・・・そんな・・・」
パトリック「可愛い顔して・・・私達を騙していたのだな」
人狼ドリス「エマ・・・!パトリックさん!違うわ!お願いわかって!」
ディレク「おいおいちょっと待てよ、予言者は俺だって言ってるじゃないか!」
ゲイリー「うっさい!おまえが狂人だってのはもうわれとる!だまっとれ!」
エマ「じゃあ・・・その、ディレク様は、ドリスさんを人間だと仰るのですか?」
ディレク「いや、俺はそこの娘は占ってないから・・・」
人狼ドリス「デタラメよ!!私は、ずっと村のために・・・!」
人狼メイソン「・・・・・・・・・・・はあ

人狼メイソンが大きなため息をついたので、村人はなんとなく静まります。
そのまま誰ともなしに、全員に聞こえるような声で言いました。


人狼メイソン「あのさ・・・・・・・・もうやめようよ」
人狼ドリス「!」
人狼メイソン「たっくさん生きたんだしさ、もういいんじゃない?」

いざとなったら・・・彼は、自分を、容赦なく切り捨てる。
人狼ドリスの表情に恐怖の色がうかびます。


ゲイリー「おい、メイソン、お前・・・何言って・・・・」
人狼メイソン「だからあ、もういいでしょって言ってるの。・・・全く、人間ってほんとだらしないよね?僕らのいう事にすぐころころ騙されて」
エマ「メ、メイソン様・・・?」
パトリック「騙していたとは・・・どういうことかね」
人狼メイソン「知ってるでしょ?人狼ってさ、その毒飲まないと死ねないの。そりゃ最初は生き残るために必死になってたけどさ・・・うんざりだよ。僕が何年生きてると思ってるわけ?何回同じ手口で騙されれば君たちは僕を負かしてくれるわけ?・・・もう飽きちゃったんだよね、いつになったら死なせてくれるわけ?
ディレク「お、おい・・・何を言い出すんだ・・・」
人狼メイソン「ま、そんなわけだからさ、巻き添えにしちゃって悪いんだけど、僕はもう終わりにしたいんだ。・・・君だって、僕よりずっと生きてるんだからそろそろいいでしょ?一緒に死んでくれないかな。・・・・・・・・・・ね、ゲイリー?
人狼ドリス「・・・・・・・!!」
ゲイリー「なっ・・・!ふざけるな!!おれは正真正銘人間やぞ!!」

村人たちの視線が一斉にゲイリーに注がれます。
人狼ドリスの大きな目が、さらに丸くなりました。


・・・・どうして?
自分が生き残る為には・・・私のことも切り捨てるって・・・・


視線に気づいてか、一瞬だけ彼と目が合いました。
彼は、いつもどおりの笑顔でした。


そんなわけで、人狼メイソンの処刑が決まります。

人狼メイソン「僕達みたいなヘンな人狼にあたった君たちは運がよかったよね、ねえ、ゲイリー
ゲイリー「ざけんな!おれは違うっていってるやろ!!」
人狼メイソン「やれやれ、まだ粘る気なの?・・・往生際悪いなあ」
ゲイリー「ええ加減にせいや!!」
人狼ドリス「・・・・・・・・・・あなたは・・・どうして・・・」
人狼メイソン「どうして?飽きたって言ったろ?・・まあそんなわけだから、これからも頑張んなよ。せっかく拾った命なんだしさ」
人狼ドリス「!・・・あ、あんたみたいなヤツに言われなくても・・・その、頑張るわよ」
人狼メイソン「そう。じゃあ、そろそろいくね。・・・ばいばい、楽しかったよ」


そう言って、彼は満足そうに毒薬をあおりました。

 ・
 ・

で、なんやかんやで勝ち残った人狼ドリス。
残った狂人ディレクと2人だけになりました。


ディレク「終わりましたな・・・人狼様」
人狼ドリス「・・・・・・・・・」
ディレク「私は、あなたのお役に立てましたでしょうか?」
人狼ドリス「・・・・・・・・まあね」
ディレク「・・・しかし、人狼様に死者を弔う習慣があったとは、初めて知りました」

人狼ドリスの前には、少し盛り上がった土と林檎の枝。
それが、メイソンとリューのお墓でした。


ディレク「メイソンとは、聖書にある”生命の樹”の名前。生命の樹は知恵の実をつける。林檎の枝は彼にぴったりですな」
人狼ドリス「・・・関係ないわ。他に適当な枝が見つからなかっただけよ」
ディレク「ところで人狼様、弔いも終わったことですし・・・そろそろ私めに例の儀式を」
人狼ドリス「・・・・儀式・・・」
ディレク「私は人狼一族の歴史について研究しておりました。満月の夜、ある儀式を行えば人間は人狼になれると聞く。儀式の内容まではどんな文献でもわかりませんでしたが・・・あなたならご存知なのでしょう。どうか、私を人狼にしてください」
人狼ドリス「人狼に?」
ディレク「私はどうしても人狼になりたいのです!ここまでお仕えした私めにどうか、お力を!」
人狼ドリス「・・・やめてよ。私は神様でもなんでもないわ」
ディレク「いいえ!あなたは人間を超えたお方!我々のようなくだらない、無価値な人間とは違います!」
人狼ドリス「あなたは人間なのに・・・人間を、くだらないと思うの?」


ああ、そうだ。
人間なんてくだらない。
私達に利用されて、喰われて捨てられるだけの存在。
少し前まで・・・自分もそう思っていたではないか。

ディレク「当然です、人間などくだらない。身体も心もあまりに弱い!あまりに脆い!私はあなたのような、強く美しいものになりたい」
人狼ドリス「あなたは・・・私が人間じゃないから、美しいと思うのね」
ディレク「もちろんです、人狼様」
人狼ドリス「・・・・・・・・・・・・」


だけど。だけど、彼は。

―――君がきれいだなって。

―――人狼でありながら人間の心を持つ君は、とても・・・


人狼ドリス「・・・・・・・・・ないわよ
ディレク「はい?」
人狼ドリス「聞こえなかった?儀式なんてないわよ。・・・人間が人狼になれるはずがないじゃない」
ディレク「そ、そんなはずはありません!私は確かに・・・!人狼様、ご冗談を・・・」
人狼ドリス「冗談なんかじゃないわ、おまえはここで私に喰われて死ぬの。」
ディレク「そんな・・・・・そんな・・・・」
人狼ドリス「・・・・・・・・ご苦労様」


※表現規制中(テンドン)※



 ・
 ・


その夜のこと。


人狼ドリス「・・・あーあ、せっかくの生き残りを殺しちゃった」

ぶつぶつと独り言を言いながら、墓の前にやってくる。
墓標である林檎の枝を見つめると、わざと頬を膨らませて、ふてくされた顔をして見せた。

人狼ドリス「サイテーだわ。狂人が残るなんてラッキーだったはずなのにさ。私もとうとうヤキがまわったのかしら・・・それともあんたの自由っぷりが伝染ったのかしら」

どうしてくれんのよ、と足先で軽く林檎の枝を小突く。
さわさわと揺れる林檎の枝を見つめながら・・・しばらくそのまま彼女は立ち尽くした。



人狼ドリス「・・・ねえ。・・・まだ、近くにいる?」
小さく、小さく、真下に眠る彼だけに聞こえるように。

人狼ドリス「・・・あなた、私に人間の心があるって言ったわね。でもね、やっぱり、私にはわからないの・・・どうしてあなたが私を助けたのか・・・あなたは生きていられたはずなのに・・・あの瞬間が私の終わりだったのに・・・あなたなら、私を切り捨てて・・・生き延びられたはずなのに。・・・それが人狼なのに。わからないわ・・・教えてよ、どうしてなの?・・・どうしてあなたが死んでいるの!?どうして?・・・ねえ!どうして私はいま、あなたに帰ってきて欲しいなんて思っ・・・!!!

ささやくようだった声は、ドリスの感情につられて大きくなっていき、やがて言葉にならなくなって慟哭に変わった。
透明な滴が、いくつも土に落ちる。


人狼ドリス「・・・・どうして、私は泣いているの?・・・これが人間の心なの?私は・・・人狼失格なのかしら」

自分は本当にどうしてしまったのだろう。
流れ落ちる涙を呆然と見つめる。
けれど。

きっとこんな自分を・・・彼だけは気に入ってくれるから。


―――頑張んなよ。せっかく拾った命なんだしさ。

人狼ドリス「・・・・・・わかってるわよ。フンだ。もう行くわ。」

―――・・・ばいばい、楽しかったよ。

人狼ドリス「・・・・・・・・・・さよなら」


ドリスの背を、林檎の枝が静かに揺れながら見送っていた。

END


・・・・・・・・・・・。

なんだこれ。


狂乱の自由人

 人狼TLPT村の中でヤンデレが似合うのは誰かって話からいろいろ発展して、
「狂人が戦いの末に人狼となる」という”もしも設定”が友人から飛び出してきました。


・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・。


あれ、なんだろうこれ凄い萌える!!

昇進みたいな話でもいいんだけど、全部の狂人がそうなってしまうんじゃつまらない。
そうなったら「死さえも望む狂人」って形が崩れるし、基本的に狂人は人狼に利用されるだけされて、人狼があぶないと思ったらゴミクズみたいに切られるし、たまたま決着がつくまで生き残っていたとしても、じゃあさよならって具合に無残に喰われる形の方がハマると思うんですが、中にはいるじゃないですかきっと。狼にも制御しきれないほどのとびっきりの狂人が。

そんな確変レベルの狂人が、いつの間にかその条件を満たして人狼に。

・・・みたいな形だったらアツい。



そこでその友人一オシの狂人メイソン君の出番です。

自由人メイソン。


よくよく思い返してみれば私、彼が狂人だったところ見たことないんですが、なぜか彼には狂人が凄くハマる。


メイソン「あーあ、あっちの予言者は喰われちゃったねえ・・・どうするみんな?僕の予言を信じるかい?・・・・・信じないよねえ、信じられないよねえ!!あははははははははは!!

・・・て感じの、ひぐらしのなく頃にみたいな空気が、何でか知らんが凄くハマる。


そんな風に村人を恐怖に陥れたかと思えば、時々信じられないほど鋭い意見で村人達を黙らせる。
村人は迷います。彼を切るべきか、切らないべきか。
決断できないままに時は経ち、そうして気づけば後の祭り。

残った村人を待つのは無慈悲なパワープレイとなるわけですね。


エスター「マ、マドック・・・!」
マドック「くそっ・・・!メイソン・・・!!貴様・・・!」
メイソン「うーん、残念だったねマドック。君の言うとおり、僕を殺しておけばよかったのにね。」
マドック「なぜだ・・・なぜ、我々を裏切った!!」
メイソン「裏切った、って言われると困るんだけど・・・弱いものは強いものに喰われるのが宿命だしさ。・・・人狼達に見つかった時点で、この村はおしまいだったんだよ」
エスター「何言ってるの!!この村に化け物を呼び込んだのは貴方でしょう!!・・・貴方が賢者様のお守りを壊してしまったんでしょう!!」
メイソン「あはは、バレてた?ゴメンね、僕はどうしても知りたかったんだよね。人間って知恵の生き物でしょ?そのか弱い人間が、武器である知恵を結集したら人狼に勝てるのかどうか。それが知りたかったんだよね。・・・・・・ま、結果はこの通りだけど。そうそう奇跡なんて起きないね」
マドック「ふざけるな!!そんなことのために、自分の命と・・・仲間の命まで巻き込んだのか!!」
メイソン「まあいいじゃない。どうせもう君たちも、この村も終わりだ。・・・・・・・もちろん僕もね」
エスター「・・・・・・狂ってる・・・!」
メイソン「あーあ、泣かないでよエスター。美人が台無しだよ」

 ・
 ・

人狼キャシー「・・・・話は終わった?」
人狼ドリス「はやく今日の処刑を決めようよー、もうお腹ぺっこぺこ!」
メイソン「お待たせ。別に僕が話をしたかったわけでもないんだけど」
人狼ドリス「じゃあ投票いっちゃおーかな!」
メイソン「え、今日も投票するの?・・・なんだかまどろっこしいなあ、もう勝負はついたんだし、一気に僕らのこと食べちゃっていいのに。お腹すいてるんでしょ」
人狼ドリス「失礼ね!いくらお腹が空いてたって、そんなはしたないマネしないわよ!」
メイソン「・・・はしたないの?」
人狼キャシー「まあ・・・テーブルマナーみたいなものだと思って」
メイソン「ふーん。・・・聞いた?マドック、エスター。そういうわけだから最後まで付き合おうか」
マドック「・・・・・・・・・エスターに投票しろ」
エスター「えっ!?・・・・そんな、マドック、どうして・・・?」
メイソン「・・・・・・・それでいいの?」
マドック「二度も言わせるな!!処刑はエスターだ!!
エスター「なんで・・・・・・・マドック、貴方まで・・・・・私を裏切るの・・・?」


こんなやり取りがありまして、処刑者はエスターに決まります。
エスターは何がなんだかわからず呆然とぽろぽろ泣いているわけです。


エスター「どうして・・・・・・どうして・・・・・?・・・ぐすっ・・・」
マドック「・・・・・・・・・・・・・」
メイソン「はい毒薬。・・・それじゃあね、ばいばい、エスター」
エスター「待って・・・・・教えて・・・・マドック・・・・どうして?」
マドック「・・・・・・・・・・・・・・・守れなくて、すまない」
エスター「・・・!」
人狼ドリス「ちぇー、残るのは男の方かー、女の子の方が美味しそうだったんだけどな」
人狼キャシー「こればっかりは仕方ないわ、ガマンしなさいな」
メイソン「マドックは最後まで優しいよね、苦しまずに死ねる毒を譲ってあげるなんてさ」
エスター「・・・・あ・・・・・・」
マドック「・・・・・・せめて君は・・・・安らかに、エスター」

マドック先生マジ紳士。この期に及んで最後までフェミニスト。
一瞬だけエスターに笑いかけたりとかするといいよね、普段見せない柔らかい笑顔。
で、エスターがですね、その笑顔に負けないくらい綺麗な微笑みを返して、疑ってごめんなさい、先に待っているわとか言って事切れるわけです。

ああこの2人やっぱり大好きだちくしょう。
まあそれはいい。


メイソン「さて、残るは君ひとりだ」
マドック「・・・・・・・・・・・・好きにしろ」
人狼ドリス「へへー、じゃ遠慮なく。いっただっきまーす!」


・・・というわけでマドックも一巻の終わりと。

ていうか人狼ドリス可愛いな。
狼の耳とかしっぽとか見えてたらヤバい可愛さなんじゃないのこれ。


人狼ドリス「・・・・ふう、お腹いっぱい!」
人狼キャシー「これで、この村もおしまいね」
メイソン「それなりに楽しかったよ、僕のことも喰べるんでしょ?いつでもどうぞ」
人狼キャシー「そうね、今夜の食事は終わったから・・・貴方のことはまた明日にするわ」
メイソン「そう」
人狼ドリス「そんな遠まわしな言い方じゃ人間には伝わらないんじゃない?・・・つまりね、あなたはたっくさん働いてくれたから、特別に助けてあげてもいいよって言ってるの」
メイソン「?どういうこと?」
人狼キャシー「もし命が惜しいなら、夜明けまでに逃げなさい。私達は貴方を探さない」
人狼ドリス「そういうこと!どう?私達優しいでしょ?」
メイソン「はは、ありがとう。・・・でも別に逃げないよ。残すような未練もないし、人狼に喰われるなんて死に方、滅多にできることじゃないしね。・・・そっちの方が興味あるな」
人狼ドリス「ふーん・・・あなた、変わってるのね」


とかいって夜が更けていくわけです。


折りしも今宵は満月。

メイソンはやることもないので村をぶらぶらしています。
ふと教会に立ち寄りました。

すると、どこからか小さく声が聞こえてきました。


メイソン「・・・・・・・・・?」

不思議に思って一部屋一部屋あけてみます。
そうするうちに、ちいさな女の子を見つけました。

ナナ「ぐすっ・・・・・・・ひっく・・・・・・・・・・」
メイソン「あれ?確か君はここで預かられてた・・・えっと、名前なんだっけ・・・君、神父と一緒に殺されたんじゃなかったんだ」
ナナ「神父さま・・・・・エスター・・・・どこ・・・・?・・・・ぐすっ」
メイソン「あのね、もうクリスもエスターも、遠いところに行っちゃったよ」
ナナ「とおく・・・・?どうしてナナを置いていっちゃったの?・・・ナナはどうすればいいの?」
メイソン「どうすればって・・・・」

理性的にみえてもそこは狂人。
目の前でマドックが喰われて行く様子を見ていたメイソンに、悪魔の考えがひらめきます。


メイソン「・・・僕がクリス達のところに連れてってあげるよ」
ナナ「・・・・・ほんと?」

ナナの顔がぱあっと輝きます。

メイソン「本当だとも、こっちおいで?」
ナナ「うん!」

駆け寄ってきたナナの首に、メイソンの手が絡んで、食い込んで。

ナナには成すすべもありません。
わけもわからぬまま、一瞬でその命を摘み取られます。
動かなくなったナナの身体を横たえて、メイソンは台所から包丁と調味料もいくつか持ち出しました。


メイソン「・・・・・・・・いただきます」



※※ 表現規制中 ※※





で、翌朝。


人狼ドリス「・・・・・・あきれた、本当に逃げなかったのね」
メイソン「そう言ったでしょ?」
人狼キャシー「覚悟が決まっているならそれでいいわ。では・・・・・あら?」
人狼ドリス「どうしたの?・・・・・・・?」
メイソン「?」
人狼キャシー「・・・・血の臭い・・・それに、この感覚は・・・・まさか、信じられない」
人狼ドリス「・・・・・・おまえ、昨晩何をしていたの?答えなさい」
メイソン「別に。強いて答えるなら最後の晩餐ってとこ
人狼ドリス「・・・まだこの村に、人が残っていたのね?」
メイソン「・・・・・よくわかったね」
人狼ドリス「信じられない・・・・共いなんて、初めて見たわ」
メイソン「・・・・そこまでわかっちゃうんだ?・・・さすがだね」


けらけらと笑ってるメイソン。

人狼たちは顔を見合わせ、ひそひそと何か相談して・・・


メイソン「ねえ、まだ?早く喰べてよ」
人狼キャシー「・・・べるわけにはいかなくなったわ」
メイソン「え?」
人狼ドリス「正確にはべられないのよ、人狼は人狼を襲えない」
メイソン「それは知ってるけど・・・人狼は人狼をって・・・え?」
人狼キャシー「いい?昨晩は満月だった。その満月の夜、あなたは自分の意思で人間を喰った・・・あなたは知らないだろうけど、これは我々一族の儀式なの」
人狼ドリス「偶然でこんなことってあるのね・・・」
メイソン「なんのこと?儀式って?」
人狼キャシー「・・・・あなたは人狼になるの
メイソン「・・・ええっ!?」

人狼ドリス「あーあ・・・こんなヘンなのが仲間になっちゃうんだ・・・食べたら食べたで消化不良起こしそうだったけど」
メイソン「ヘンなのって・・・」
人狼キャシー「とにかく、もう私達は貴方を食べられないし、貴方も人間として生きていくことはできないわ」
メイソン「僕が、人狼に・・・・


しばらくきょとんと考え込んでいるメイソン。
さすがの彼も少し驚いた様子です。

人狼ドリス「・・・・・で、どうすんの?一緒に来る?」
メイソン「・・・・いいの?こんなヘンなのでも?」
人狼ドリス「し、しょうがないじゃない!ほっとくわけにも行かないし」
人狼キャシー「無理にとは言わないけど、貴方はまだ力の使い方もわからないでしょ?私達と一緒に行動した方がいいと思うけど」
メイソン「・・・・・・・願ってもないよ、じゃあ、これからよろしく」


無人の村に、3つの遠吠えが響きます。



人狼。

それは満月の夜に人間を喰べた狼が、
月光の魔力でその人物になりすまし、
家族や友人を夜ごとひとりずつ餌食にしていく

・・・・忌むべき存在。



みたいな展開も、メイソンならなかなか似合うと思います。


・・・・・・・ところでこの流れだと、メイソンの外見ってナナになってなきゃいけないんですが、そこは考えない方向で。


きのこ&たけのこ

 

舞台「人狼TLPT」のイベントに参加させてもらっていたら、キャストさん達による、きのこ派たけのこ派のカミングアウトがありまして。

それを微笑ましく眺めつつ、ずっと私の組するきのこ派は少数派に追いやられてきたので、マドック役松崎史也さんがきのこ派!と宣言したことに深い感動を覚えつつ、その情勢でどうしてあんなに嬉しそうに「きのこ派の人手を挙げて!」と言ってしまったのか、その特攻ぶりに敬意を表しつつ、なんとなく超短かいSSができたのでおいておきます。


画像は拾い物です。
笑い死ぬかと思った。
脳内で妖星乱舞のオルガンソロがエンドレスで流れてた。

というわけでどうぞ。


 ・
 ・


ダンカン「・・・じゃあ、この件は神父に私から言っておこう」
マドック「頼む」
ダンカン「すっかり話し込んでしまったな」
マドック「そうだな、もう夕刻だ」
ダンカン「ああそうだ、大事なことを伝え忘れていた、今夜だが・・・」
マドック「待て、ダンカン。その前に聞きたいことがある」
ダンカン「なんだ?」
マドック「・・・なぜ君はそればかり食べる
ダンカン「ん?・・・ああ、これか。無意識だった。すまん、占領してしまったな」

ダンカンは少し笑いながら、目の前の仏頂面に皿を押してやる。

ダンカン「こういう仕事をしていると、どうも糖分が不足しがちでな、つい手が伸びてしまう」
マドック「・・・わからんな」
ダンカン「そうか?自警団を束ねるのも何かと頭を使うのだぞ。・・・とは言え、村唯一の医師であるお前の頭脳ほど働いてはいないだろうがね。」
マドック「そういう話ではない」
ダンカン「ん?じゃあなんだ?俺の栄養バランスでも気にかけてくれているのか?」
マドック「違う。経口摂取による栄養バランスなんぞ後からどうにでもなるわ!人間は一袋の点滴で充分生きられるのだ。医者の不摂生をなめるなよ
ダンカン「そんな事を威張られてもな・・・; だったら何でそんな不機嫌になっているんだ」

マドック「だから!なんで君は!たけのこの里ばかり食べるのだ!

 ・
 ・

ダンカン「・・・・・・・・・・は?

マドック「この皿!私はきのこの山とたけのこの里を均一に盛ったはずだ!なのになぜこんなにきのこが余る!」
ダンカン「いや、別に・・・意識していたわけでは・・・」
マドック「そんなわけあるか!見ろ、明らかにきのこの方が多い!文字通りきのこの山だ!君がたけのこばかり食べている証拠だ!」
ダンカン「それは・・・多分、きのこの山の山がお前の側にあるから・・・」
マドック「フン、ヘタな言い訳だな、それで言い逃れるつもりか」
ダンカン「逃れるもなにも・・・・」
マドック「騙されんぞ、まさかとは思ったが、君までも・・・友よ、君までもがたけのこ派だったとは!」
ダンカン「・・・たけのこ派?そんな派閥があるのか?」
マドック「この争いを知らんとは言わさんぞ、まだ人が文明を知らぬ頃から続く深い溝だ。これはもはや聖戦だ。ハルマゲドンだ
ダンカン「・・・明治製菓は創業100年ちょっとのはずだが
マドック「ともかく」

ダンカンはささやかな抗議を試みたが、マドックは聞いていなかった。
気づかれないように小さくため息をついて友の言葉を待つ。

マドック「まずはそちらの主張を聞こう、君はなぜたけのこ派の軍門に下った」
ダンカン「だから別に俺は・・・まあいい、そうだな・・・正直、主張するほどの意見は持ち合わせていないが、ここのビスケット部分が甘いのはいいな」
マドック「ビスケット部分だと!?ああ我が友ダンカン、目を覚ませ!その上には何が見える!」
ダンカン「・・・・・・・・・チョコかな
マドック「そうだ!チョコ!甘いビスケットの上に甘いチョコ!これではお互い味を殺しあうだけだと思わんか!うどんに餅を入れるようなものだ!」
ダンカン「・・・・・・・・・別にいいだろう。力うどん、旨いぞ」
マドック「その点、きのこの山のここ!この岳の部分!こいつは優秀だ。単独では味気のないクラッカーだが、チョコという優れたパートナーを経て絶妙なバランスで輝く」
ダンカン「・・・俺にはいま、お前の方がよほど輝いて見える」
マドック「しかもよく見ろ、ここだ、この笠の部分2色になっているだろう?ビターとミルク、2種類のチョコを使っているのだ。」
ダンカン「ほー、これは知らなかった。・・・知れて良かったかと言われるとまた微妙な知識だが
マドック「このようにきのこの山はな、駄菓子でありながら、クラッカーにビターチョコといった大人の嗜好品も含まれる、奥の深い菓子なのだ」
ダンカン「・・・・なるほどな」

ダンカンは諦めたように頷く。

マドック「どうだ?きのこの山が好きになってきただろう、大人の階段のぼりたくなってきただろう」
ダンカン「俺がどうこうより、お前が大人の階段転げ落ちてるように思えるんだが・・・」
マドック「黙れ。我が軍は不利なのだ。この村の連中はどいつもこいつも味覚が育っておらん!待合室の菓子もたけのこばかりが売れる!」
ダンカン「・・・ちなみにお前の言うところの、大人の味覚を持つきのこ派は他に誰がいるんだ」
マドック「まずはデイジーだ!」
ダンカン「ああ、あの菓子職人の。それから?」
マドック「・・・・・ナナだ」
ダンカン「・・・・・7歳児だな。それから?」
マドック「・・・・・リュカ」
ダンカン「・・・・・お前のところの人工知能だな」
マドック「最近な、ようやく”キノコノヤマ、サイコウ”と言えるようになったのだ」
ダンカン「・・・・インコじゃないぞ、もっとましな言葉を教えてやれ」
マドック「ばか、逆に考えろ、人工知能まで虜にする菓子などそう無いぞ」
ダンカン「・・・まあいい、それから?」
マドック「・・・以上が、きのこ四天王だ」
ダンカン「・・・・・・・・・・」

 ・
 ・

マドック「ああもう!だから君のような人材が必要なのだ!たけのこ派を倒すには人手不足も甚だしい!」
ダンカン「倒さなくてもいいだろう。俺はきのこの山だって好きだしな」

そう言って、ダンカンはきのこの山をひょいと口に入れた。

マドック「・・・手を取り合え、ということか?」
ダンカン「どんなくだらん事でも、争いの種など無いに越した事はないさ。そうだろう」
マドック「それはそうだが・・・」
ダンカン「ここはとても小さな村だ。我々は常にお互いを信頼し、認め合っていなければ。・・・でないと・・・やがてこの村に危機が訪れたとき、信じられる人間がいなければ、俺達はその危機を乗り越えられない」
マドック「・・・何を言っている?ここは平和しか無いような村だぞ?賊はおろか、流行り病さえもこの村を避けるから、私はあまりに暇で人工知能を発明してしまった。そんな場所で一体どんな危機があると言うのだ」
ダンカン「わからないが・・・予感がある。起こってはいけない何かが起こる、そんな悪い予感が・・・最近特に強いのだ」
マドック「ふむ、そんなことを言い出すのが君でなければ、情緒不安定のカルテを書くところだ」
ダンカン「警察もないようなこの村で、俺が自警団を作ったのもそのためだ。神父には”なんと物騒な”と苦い顔をされてしまった」
マドック「・・・杞憂だと、いいがな」
ダンカン「・・・ああ」


お互い神妙な顔を見合わせ、ふと、どちらからともなく笑う。


マドック「まさか、単なる駄菓子の好みからそんな話が飛び出してくると思わなかったな」
ダンカン「俺もだ。まだこの話を誰かにするつもりはなかったんだがな」
マドック「私にまで秘密にしておくつもりだったのか?水臭いな。手を取り合うと言ったばかりではないか」
ダンカン「そうだな・・・ああ、そういえば、だからというわけではないが」

と言うか最初から俺はこの話をしようとしていたんだった、とつぶやいてダンカンは続けた。

ダンカン「ノーマンが、農家の寄り合いでとても良い初物の・・・その、食材を手に入れたそうでな」
マドック「ほう」
ダンカン「せっかくだからと我々にも振舞ってくれるらしい」
マドック「あいつも毎度毎度、太っ腹なことだな」
ダンカン「で、食事会は今夜だ。お前ももちろん来るんだろう?」

ダンカンはなぜか笑いを堪えるような表情をしている。
怪訝な顔をしてマドックは言った。

マドック「・・・特に予定は無いが、おい、その食材とはなんだ?なぜそんなに含みを持たせた言い方をする?」
ダンカン「いやなに、奇遇というのはあるものだな。ノーマンが仕入れてきたのは・・・・・タケノコだそうだ」
マドック「・・・・・・・・・・・・・・・・」

これ以上ないほど渋い顔をするマドック。
それを見て堪えきれず笑い出すダンカン。


マドック「タケノコ本体に恨みも何も無いが・・・そうか、この流れでそうくるか
ダンカン「歩み寄りにはもってこいだ。親善大使にでもなったつもりで来るんだな。ああ、ちゃんとナナちゃんも連れてくるんだぞ」
マドック「なに?私が!?クリスは!?」
ダンカン「神父は夜まで戻らないそうだ」
マドック「エスターは!」
ダンカン「彼女は調理班だから、もうノーマンの家だな」
マドック「じゃあ、デイジーは!」
ダンカン「もちろん調理班」
マドック「・・・・・・・・・・」

ダンカン「なんでそんなに渋る?構わんだろう、教会なんてすぐそこではないか」
マドック「・・・ナナにはいつも、タケノコなど邪道キノコこそ至高、と言い続けてきたのだぞ。今更どのツラ下げて一緒にタケノコ食べに行こうなどと言えるのだ」
ダンカン「お前・・・; 幼児の好き嫌いを助長するような真似はこれに懲りてよすんだな。責任とって連れて来い」
マドック「ええいわかった!ナナもリュカも耳をそろえて連れて行ってやる!」
ダンカン「は?リュカもか?」
マドック「ふん、私を誰だと思っている、最高の頭脳を持つ医師マドックだぞ!人工知能のひとつやふたつ、今夜までに実体化させてやる!」
ダンカン「・・・何をする気か知らんが無茶はするなよ。じゃあ、後でな」
マドック「ああ」



平和な村に夜が訪れる。

今夜もまた、楽しい宴が始まろうとしていた。


 ・
 ・


村人達は気づかない。

静かに忍び寄る3つの影が、夜の闇に溶け込んで消えた―――。






で、8月公演の村4へ続く、みたいな感じでひとつ。

マドックとダンカンの親友設定が好きです。
どっちもそこまで態度崩さないんだけど、どこかお互いにだけ見せる隙があるような感じがいい。

例えばダンカン。
普段一人称「私」「自分」とかなんだけど、気を許した相手と話してるときだけ「俺」になるとか、そんな些細な変化があるといいなーって。

次の舞台も楽しみです。

【人狼TLPTで】everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-

 


複雑にこんがらがった事態だ
疑念の中で ガンバレ 能力者
確実な情報と話術を武器に
あなたが支える 明日の未来

そして you 今夜も黙って一人 信じてもらえず喰われんだ
ガンバリ屋さん 報われないけど


生存して3日 彼女にすりゃ chance
地道なカミングアウトの甲斐もあって
投票の前に悩ましげなポーズ
そして ベッドじゃ 死体の上に群がって

oh you それでも生き残る トリックスター
世間知らずの お人好しさん
相変わらず 信じてる

everybody goes everybody fights
秩序のないクロ出しに ドロップキック
everybody knows everybody wants でも No No No No
皆 死んでく


愛する故郷の村の為に 良かれと思う事は言ってきた
能力持ちと 正体がばれても
結構 護衛濃厚な この夜のターン

でも you 狩人は特攻受けて 幽霊タイム
背に腹を変えりゃ 喰われて降参
ニセの情報 信じてる

everybody goes everybody fights
羞恥心のない 便乗に水平チョップ
everybody knows everybody wants そして Yes Yes Yes Yes
必死で生きてる

Ah 推理の出来ない連中は こう言う
「あいつは騙った 裏切り者さん」
こんなにガンバッてるのに

everybody goes everybody fights
安易な投票合わせに ドロップキック
everybody knows everybody wants
昨日の死体って誰だっけ?
everybody goes everybody fights
秩序のない最終日に 水平チョップ
everybody knows everybody wants でも No No No No
皆 死んでる
必死で選んでる


--------------------------------

舞台「人狼TLPT」から入った人間と
そもそもの「人狼ゲーム」を楽しんでる人間とでは
「狩人」の認識が違うということを最近知りました。

ゲームでは「狩人」はハンターと読んで、また別の能力だそうな。
死に際に誰か1人を道連れにできる・・・とかだっけな。

ひっそりこっそり襲撃から守る人はボディガードって言うらしい。
確かにその方が字面のままだなと思う。






【人狼TLPTで】マシンガンをぶっ放せ



あの配達人が村民を 代弁して喋る
「また変死体が出るなんて一体どういうつもり?」

首にしゃぶりついた死体
夜に転がり出た死体

やがて来る”死の存在”に目を背け過ごすけど
残念ですが僕を疑っている事に意味はない

愛せよ目の前の不条理を
見抜けよ都合のいい便乗を
そして僕に能力をくれ

見えないクロにマシンガンを ぶっ放せ シスター&ドクター
獣も人もないこの事態を 先導していく神父です
霊媒師も狩人も狂人も 共存してくしかないんですね
当たらなくたって人は喰われちゃう
救いの唄は聞こえちゃこないさ


予言者を待って挑んだんじゃ一生謎は解けぬ
良識を重んじてる村民が もはや罪だよ

愛せよ目の前の狂言を
憎めよ無能なる組織を
そして僕に情報をくれ

僕は探り また選んでゆく 毒に似た薔薇を握って
どうせ逆らえぬ人を葬った 正義の様な素振りで
未亡人も騎士も踊り子も 共存すべきだよと言って
偽らざる人がいるはずないじゃん
この現実に目を向けなさい

愛せよ残酷な投票を
巧みに潜っている人狼を
憎めよ疑われてきた悲劇を
喰い殺されちまった能力を

そして事の真相をえぐれ

見えないクロにマシンガンを ぶっ放せ シスター&ドクター
勘にさえもすがりつくような 確証のない祈りです
団長も農夫も剣豪も信じれるから悲惨で
絡まりあって本心偽って めくるめくの every day

村は眠り また減ってゆく
何だってまかり通る明日へ

-------------------------------------


シスター&ドクターが言いたいだけだった気もする結構昔に書いたやつ。
mixiにあげてたけど、すっかりmixiご無沙汰なのでこっちにも置いとこうかなとか。

どれくらいご無沙汰かっていうと、
日付見たら2013年2月の記事なのに最新日記だったレベル。
自分でもびびった。と同時にそこまで昔でもないと思える感覚が怖い。


もう5ヶ月近くたちますが未だにマドックとエスターペアが大好きです。



興味ある方は↓コチラ


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